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2014年2月23日(日)

改憲暴走とめよう

憲法改悪反対共同センター 全国交流集会

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 集団的自衛権の行使容認など政府が自由に憲法解釈を変えられるかのような発言を繰り返す安倍政権の暴走を許さず、憲法改悪を阻止しようと22日、東京都内で「第12回憲法闘争の発展をめざす全国交流集会」が開かれました。憲法改悪反対共同センターの主催です。

 シンポジウムでは3氏が報告しました。

 憲法前文を「戦争みたいなひどいことを起こさないって決めて、国の基本は国民にあることを声を大にして言うぜ」と“口語訳”して出版した愛知大学4年生の塚田薫さん。「憲法?なにそれ」という友人に即興で話したことをきっかけに、インターネット上で訳文を発表し、反響を呼んだと語りました。

 自由法曹団事務局長の山口真美(なおみ)さんは、秘密保護法がアメリカと一緒に戦争する国づくりの構造のなかに位置づけられ、明文改憲の先取りとなっていると告発。日本体育大学准教授(憲法学)の清水雅彦さんは、自民党の改憲案の特徴について、国家主義を全面に出し、憲法の主語を国民から国に変えて人権を制約するものだと批判しました。

 基調報告をした全労連の盛本達也常任幹事は、秘密保護法廃止の運動など安倍政権の暴走を許さない反撃が広がり、共同センターが大きな役割を果たしてきたと強調。「憲法を守り生かすたたかいはまさに正念場」だとのべ、共同をさらに広げるよう呼びかけました。

 各地、各団体の代表が、地域の運動を交流し、今後のたたかいへの決意を語りました。

 日本共産党の吉良よし子参院議員が国会情勢を報告しました。


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