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2014年2月19日(水)

原発再稼働・憲法問題…

小池副委員長 安倍政権を批判

テレ朝系番組

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 日本共産党の小池晃副委員長は17日放送のテレビ朝日系「TVタックル」に出演し、各党議員らと原発再稼働や憲法問題などで討論しました。

 東京都知事選で共産党などが推薦した元日弁連会長、宇都宮健児候補が2位となったことについて問われた小池氏は、「東京の福祉、くらし、子育てをたて直そう」「安倍政権の暴走をストップしよう」という訴えに共感が広がった結果だとのべました。

 原発再稼働の問題で、ジャーナリストの須田慎一郎氏が、原発を止めていることが電気料金値上げにつながっていると発言したのに対し、小池氏は、「電気料金がなぜ上がっているかを正確にみる必要がある」として原発事故前後で原油の輸入量はほとんど変わっていないことを指摘。「上がっている大きな要因は円安だ」とのべました。

 タレントの大竹まことさんは、事故を起こした東京電力福島第1原発がいまだにコントロールできていないもとでの再稼働に疑問を表明。経済評論家の三橋貴明氏は「福島の問題は津波と電源喪失だ」とのべました。

 これに対し小池氏は、「(原発事故の原因はまだ)断言できない。地震で原発がどれだけダメージを受けたか、いまだにわかっていない」と指摘。福島事故の原因も解明されていない時に再稼働など「こんな無責任な話はない」と批判しました。

 「安倍政権に野党はどう臨むか」という話題になり、民主党の渡辺周衆院議員は「(自民党と)憲法、安全保障の問題で横串を刺した。ベースは変わらない中で政権交代していかないといけない」とのべ、自民・民主両党に本質的な違いがないことをあけすけに語りました。

 小池氏は、「自民党がAチーム、Bチームに分かれるだけ。それじゃ新しい政治はつくれないんですよ」と指摘しました。

 安倍晋三首相がアメリカの「警告」も無視して靖国神社参拝を強行したことや、憲法解釈を変更すれば集団的自衛権行使が可能になると立憲主義を否定する国会答弁をしたことについて小池氏は、「全体をみる視野を失って、『やりたいからやる』といい、アメリカからも失望の声が出ている。憲法を変えなきゃできないことを総理の一存で変えられるということでは、日本は壊れていく」と批判しました。

 東国原英夫前衆院議員が安倍首相の答弁の「どこが問題かわからない」と述べたのに対し小池氏は、「歴代内閣が繰り返し討論して固めてきた見解をある日突然、総理の見解で変えてしまっていいのかという問題だ」と強調しました。


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