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2014年2月13日(木)

核兵器禁止条約 実現への力

NGOが活動交流 国際会議前のメキシコ

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 【ヌエボバジャルタ(メキシコ西部)=島田峰隆】13日からメキシコ西部ヌエボバジャルタで開かれる「第2回核兵器の人道上の影響に関する国際会議」を前に、非政府組織(NGO)の「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)は11日、同市内で活動交流会議を開きました。会議は12日も続き、核兵器禁止条約を求める運動をどう強めるか話し合います。

 会議には約60カ国から120人以上が参加。ICAN国際運営グループのベアトリス・フィン氏は、昨年3月にノルウェーのオスロで開かれた第1回国際会議以降の運動を振り返り、「核兵器の非人道性を問う動きは、止めることのできない流れに発展している」と強調しました。

 同氏は「核兵器の人道上の影響に関する共同声明」の賛同国が125カ国に達したことなどに触れ、「政府は市民社会の主張にますます耳を傾けるようになっている。私たちは核兵器廃絶へ政府の姿勢を変える力を持っている」と述べました。

 会議にはメキシコ外務省のトニー・ハケス国連局次長が出席。メキシコ政府が一貫して核廃絶を追求してきたことを強調し、「市民社会と政府、国際機関がパートナーとして計画をつくることに価値がある。NGOの皆さんを迎えられてうれしく思う」と激励しました。

 参加者は「市民に核兵器禁止条約の必要性についてメッセージを書いてもらい政治家に送っている」(インドネシア)、「核兵器の非人道性を議論する国内ツアーを行った」(オランダ)など、最近の取り組みを交流しました。

 メキシコ政府によると、「第2回核兵器の人道上の影響に関する国際会議」には140カ国以上の代表が参加する予定です。


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