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2014年1月14日(火)

新成人の思いは…

本紙が東京でインタビュー

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 原発なくした方がいい

 「9条守りたい」圧倒的

 毎日終電 でも残業代は一部

 全国各地で新成人を祝う催しが行われた13日、本紙は、東京都中野区と渋谷区の式典会場で新成人50人にインタビューを実施しました。原発や憲法などの問題への思いを項目別に聞きました。

 1970年代以来、初めて原発ゼロで新年を迎えた今年、原発を今後どうすべきかを尋ねると、27人が「なくす」と回答しました。

 建設業の男性は東京電力福島第1原発事故で故郷を追われた人たちの境遇にふれ「放射能で不安に思う人がいるのは、原発があるからでしょう。人間が使いこなせないものは、なくした方がいい」と話しました。

 一方、「分からない」と答えた人も16人で、「代替エネルギーはあるのか」などの疑問も出されました。

 憲法9条を「守りたい」と答えた人は38人と圧倒的。医学生の男性は「戦争になったら国民生活も戦争体制に巻き込まれざるを得ない。外国との領土問題などは、外交でしっかり対応すべきだと思う」と話しました。

 就職に不安を感じているとした人は29人。働いている会社が「ブラック企業だ」と話す人もいました。

 IT系の女性会社員は、ほぼ毎日、終電車で帰っているにもかかわらず、残業代は月20時間分しか出ないといいます。「残りの残業代はボーナスにまわると説明されたけど金額が低くて、それも怪しく感じる」。3年以上働いている社員がおらず「1年目だけど転職も考えている。ニュースも新聞も見る時間がない」と語りました。

 総務省によると今年の新成人は約121万人です。


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