2014年1月11日(土)
安倍暴走ストップへ共同
全労連・国民春闘共闘 新春旗びらき
市田書記局長あいさつ
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全労連・国民春闘共闘委員会は10日、東京都内で2014年新春旗びらきを開催し、各界、各層から200人余が参加しました。
主催者あいさつした全労連の大黒作治議長は、沖縄県の名護市長選挙、東京都知事選挙など安倍政権の暴走政治をストップさせるために、何としても勝ち抜く決意を固め合いたいと語りました。
大黒氏はまた、春闘での賃上げはたたかいで勝ち取るものだとして、大企業の内部留保をはきださせるたたかいを追求すると表明。安倍「雇用改革」とともに、「戦争する国」づくりや社会保障改悪などの暴走政治にストップをかける一点共闘のたたかいを発展させたいとのべました。
来賓あいさつした全労協の中岡基明事務局長は、労働法制の改悪に反対して、「労働組合の旗を掲げて共同してがんばりたい」と表明。日本労働弁護団の高木太郎幹事長は、労働法制改悪に「あらゆる労働組合と手をたずさえてたたかっていく」と語りました。
日本共産党の市田忠義書記局長が連帯あいさつし、「今年が、安倍政権の暴走と、これに立ち向かう国民のたたかいが真正面から激突する年となる」と強調。自民党政治の自動崩壊はないとして、安倍政権の暴走をストップさせるために、お互いに身を引き締めて、力をあわせてこの1年がんばろうと呼びかけました。
そのうえで市田氏は、安倍政権は秘密保護法の強行で国民の良識を、靖国参拝の強行で世界を、米軍普天間基地の問題でオール沖縄の声を、それぞれ敵にまわしたと力説しました。
くらし、雇用のルールを確立するたたかいについて市田氏は、全労連や全労協などの「雇用共同アクション」の先駆的・先進的なとりくみや、日弁連が昨年開いた大集会に全労連、連合、全労協、純中立などの労働組合が勢ぞろいしたことにふれ、「ナショナルセンターの違いを超えた共同」が大きく広がりつつあるとのべました。雇用の分野での共同の発展に向け、いっそうの奮闘を期待すると表明しました。
また市田氏は、沖縄・名護市長選挙での稲嶺ススム市長や、東京都知事選挙での宇都宮けんじ氏が勝利する全国的重要性にふれ、ともに奮闘しようと力を込めました。
新日本婦人の会の笠井貴美代会長、MIC(日本マスコミ文化情報労組会議)の高鶴淳二事務局長があいさつしました。