2014年1月11日(土)
今年こそ原発ゼロに
官邸前で抗議行動
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首都圏反原発連合(反原連)は10日、首相官邸前で今年最初の抗議行動を行いました。この冬いちばんの寒波が到来して身を切るような寒さのなか、1900人(主催者発表)の参加者は「今年こそ原発ゼロ」「原発稼働に固執するな」などのプラカードを掲げて抗議しました。
世論調査でも「原発ゼロ」を求める声が8割以上なのに、安倍内閣は原発を「重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画を今月中にも閣議決定し、原発再稼働にひた走ろうとしています。
福島県いわき市から来た女性(45)は「福島の現状を見ないまま原発ありきのエネルギー基本計画を通すことは、お金のことしか考えない、痛みを知らない人間のやることです」と憤ります。
東京都台東区の女性は「今の日本は、動いている原発は一基もなしでまわっています。このまま政府が廃炉を決断すれば、本当に原発ゼロの国になれます」と語りました。
都内の高校に通う男子生徒(18)は「なにがなんでも再稼働させようとしている政府に失望しています。一刻も早く廃炉にしなくては」と語りました。
日本共産党の笠井亮衆院議員、吉良よし子参院議員も参加し、スピーチしました。
この日は、3月9日の「原発ゼロ☆大統一行動」を案内するビラも配られました。