「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2014年1月10日(金)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 この冬一番の寒気が流れ込み、ふるえる列島。テレビの天気予報で全国の気温が映ると、いつも沖縄は別天地です。今季は風が強く、例年に比べても寒いそうですが、それでも20度をこえる日があります▼いまの時期は観光客も少なく、繁華街もビーチも閑散としている南の島。しかし、ここ名護市の辺野古では新しい基地をつくらせないたたかいが正念場をむかえています▼安倍政権に圧力をかけられ、埋め立てを認めた仲井真知事の裏切り。基地建設をめぐって一騎打ちとなった12日告示の名護市長選。那覇では抗議集会、名護では「基地はいらない」との信念を貫いてきた稲嶺ススム・現市長の再選を勝ちとる奮闘が、連日つづいています▼南北の二つの拠点を軸に、結集するオール沖縄の思い。日本全国だけでなく、海外からも心強い応援が寄せられています。“私たちは新基地建設に反対し、平和と尊厳、人権と環境保護のためにたたかう沖縄の人々を支持します”▼米映画監督のオリバー・ストーンやマイケル・ムーア、歴史学者ジョン・ダワーの各氏をはじめ、世界の良心からの熱い連帯。それが伝わった現地は大いに勇気づけられました▼無病息災を願い、ムーチーと呼ばれる餅を食べる8日。開かれた稲嶺市長勝利の決起集会は、海と空を表した青い鉢巻きに染まりました。今回の選挙は名護や沖縄にとどまらない、日本のあり方を問うもの―。稲嶺市長の訴えに、こぶしを突き上げる支援者。「もう、私たちは、がってんならん」


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって