2013年11月26日(火)
いろんな国と仲良く
BS番組 子どもたちに小池氏
“憲法”テーマに
話題のニュースの現場を子どもたちが訪れて考える「ニュース少年探偵団〜憲法について考えよう!スペシャル」(BS―TBS)が24日放映されました。日本共産党の小池晃副委員長が出演し、子どもたちのインタビューに応じました。
子ども独自の目線を大切にしようという同番組。今回は“日本の憲法”をテーマに2時間の特別番組です。
「探偵団」は、憲法の歴史や役割、「憲法改正」について考えようと、自民党や自衛隊を訪れました。一方、「憲法は絶対に変えるべきではない」と主張する人たちの「代表」だとして日本共産党中央委員会を訪問。日本共産党を「貧富のない社会をめざす政党」と紹介しました。
ロビーに飾ってある憲法9条の大きな額縁を目に「玄関に9条を掲げてある政党はほかにはないですね」と驚くメンバー。資料室、赤旗編集局につづいて訪れた食堂では小池氏とともに食事をしました。「小池さんもここで食事をするんですか?」と次々と質問をしました。
「憲法9条を変えたらどうなるの?」という質問に、小池氏は「自衛隊が世界に出て行って、アメリカと一緒に戦争ができるようになる」と答えました。
「戦争になって日本も一緒に行くことになったら、自衛隊だけでは(人手が)足りないのでは?」「(戦争に)行けといわれることも…」と不安を口にする子どもたち。小池氏は「政治はそういうことを起こさないために、いろいろな国と仲良くする外交に力を注いだほうがいい」と話しました。
その後、三雲孝江キャスターらが加わりスタジオで行った「集団的自衛権に賛成? 反対?」の投票では「反対」が多数に。「反対」という探偵団の少年は「抑止力ではいつまでたっても戦争はなくならない」と話しました。
番組は、『はだしのゲン』の閲覧制限問題、秘密保護法と「知る権利」、憲法24条と男女平等など、2時間にわたり憲法について紹介しました。