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2013年11月22日(金)

維新、「腰砕け」批判に動揺

党内の混迷ますます

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 維新と与党の秘密保護法案「修正」合意から一夜明けた21日、同党内に不安と動揺の色が漂いました。

 同日付の「朝日」には「のまれた維新 腰砕け」「補完勢力」との批判記事が載りました。「毎日」紙面にも「前言を翻して『合意ありき』の譲歩を連発」とする記事。大阪出身の議員の一人は「マスコミの書き方はおかしい。まだ賛成したわけではない」と言い訳しました。

 同党関係者の一人は「党内での議論では、要求項目は絶対にという人が半分いた。(譲歩に)不満の声が上がるだろう」と述べます。両院議員総会の開催を求める声も上がりました。

 昼の代議士会で松野頼久国会議員団幹事長は、修正合意について「部会、役員会、総務会、党内の手続きに入る」としました。一方で「(与党側は)26日に採決というような話が出ているが、とんでもない。たたかっていく」と気勢をあげます。法案に対する激しい国民の怒りが高まる中で自民党の補完勢力ぶりをあらわにした「修正」劇。党内の混迷はますます深まります。


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