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2013年11月2日(土)

「原発ゼロの日まで」 官邸前

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(写真)すべての原発再稼働反対、と訴える抗議行動参加者=1日、首相官邸前

 首都圏反原発連合(反原連)は1日、首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発の放射能汚染水流出が拡大し続けるなか、トルコを訪問して原発輸出のセールスを進め、再稼働にひた走る安倍晋三首相。2000人(主催者発表)の参加者は「原発いらない」「再稼働反対」「汚染をとめろ」と訴えました。

 官邸前では、「首相はやるべきことをやらないで、やらなくていいことをやっている。まずは再稼働をやめるべきだ」とのスピーチも。

 「子どもを守れ」と書いたプラカードを掲げて参加したのは、東京都中野区の男性。「4歳の子どもがいるので、日本中の原発がなくなり、福島の汚染水もれが収束するまで毎日が心配です。原発ゼロの日がくるまで、私たちおとなが声を出し続けます」と話しました。

 大阪府豊中市から初めて参加した50代の女性は、月2回開催の関西電力本店前抗議行動(大阪市)でも声をあげているといいます。「官邸前行動は毎週やっているということで参加しました。安倍首相の発言は、汚染水はコントロールできているなどウソばかり。原発は早くやめてほしい」

笠井氏スピーチ

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(写真)参加者とともにコールする笠井氏=1日、国会正門前

 日本共産党の笠井亮衆院議員は1日、首相官邸前抗議行動に参加し、国会正門前でスピーチしました。

 笠井氏は、汚染水の処理もままならないなか、東京電力が3年ぶりに約1400億円の黒字になったことを紹介しました。「コスト優先で汚染水対策もまともにやらず、除染・賠償問題もやろうとしない。もう東電に当事者能力はない」と指摘。「東電を解体し、国が前面に出て対策をとる。原発で利益を得た企業の責任も追及しよう。安倍首相は福島に張り付いて事故収束に全力をあげよ」と訴えました。


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