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2013年10月24日(木)

衆院予算委 笠井質問に反響

大手紙 政府・与党から『自共対決』

視聴者 「唯一の野党という感じだ」

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 「国益に資する政策論争が求められている局面で好敵手の見当たらない現状に、政府・与党から『自共対決国会』の声が出始めた」

 衆院予算委員会で福島第1原発汚染水問題を取り上げた日本共産党の笠井亮議員の質問(22日)を「毎日」23日付がこう報じています。

 「共産・笠井氏『そういうのを完全ブロックと言う』」。大きな見出しを立てた同紙は、汚染水は「完全にブロックされている」との発言を追及される安倍晋三首相に代わって何度も答弁を続けた茂木敏充経済産業相に対する笠井氏のアドリブ発言に注目。「首相発言が実態と食い違っていると、さんざんかみついた後だけに議場もわいた」と報じました。

 「東京」23日付も笠井氏の質問を2本立ての記事にまとめ、首相の盾になって代弁した茂木氏の姿を「首相答弁は『完全にブロック』」と報じました。

 党本部やネット上には視聴者の感想が寄せられました。

 「たまたま国会中継を見ていたが、共産党はなかなかいい」。50代の会社員男性はそう評し、その理由に「首相や大臣を相手に一歩も引かない所がいい」と笠井氏の質問に共感しました。

 ツイッターで「質問妨害の冗長で中身のない答弁にはきっちり批判を加えながら、事実と証拠に基づいて政府の姿勢を追及。民主党や維新とは質が違う」と指摘する人もいました。「安倍内閣が事故対策で本気でないことがありありとわかるものでした」という人は「さらに追及して」と期待を寄せました。

 「国会中継みてる。共産党の笠井氏、熱量すごい」「よくあそこまで怒ってくれました」との書き込みもありました。「笠井質問は鋭い。今国会では共産党が唯一の野党という感じだ」と感心する声もありました。


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