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2013年10月21日(月)

徳田議員 本会議サボり?

公選法違反事件 説明せず

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(写真)本会議が始まっても自民・徳田毅議員の「氏名標」は倒されたまま=17日

 医療法人「徳洲会」グループの公選法違反事件で、東京地検特捜部の強制捜査が始まって1カ月―。ところが、いまだに当の自民党の徳田毅衆院議員(鹿児島2区)からは公の場でいっさい説明が行われていません。

 15日に臨時国会が始まり、衆院本会議で代表質問も行われましたが、徳田議員の姿は本会議場にありませんでした。

 昨年12月の総選挙で3選した徳田氏。徳洲会グループは、徳田氏の選挙区に系列の病院職員多数を派遣し、欠勤分の給料をボーナスで補てんするなどして選挙運動の報酬を支払った疑いが指摘されています。

 徳田氏は2010年4月6日の衆院財務金融委員会で、鳩山由紀夫首相や、小沢一郎民主党幹事長(いずれも当時)ら民主党政権をめぐる「政治とカネ」の問題を取り上げたことがあります。「だれ一人として説明責任を果たしていない」「このまま国会が終わるまで何も説明責任を果たさないというのは、本当に大きな問題」などと菅直人副首相・財務相(当時)らに迫りました。

 本紙の調べで、徳田氏は選挙の動員だけでなく、政治資金も徳洲会グループ、親族に依存していることが分かっています。総選挙時には、「徳洲会」の常務理事も務め、今回、みずからの事務所も捜索されたにもかかわらず、徳田氏が説明責任を果たそうとしないのは、かつての自らの言明からも許されないことです。

 ことし2月、過去の女性問題が発覚、国土交通・復興政務官を辞任した徳田氏をその後、国会対策副委員長にすえている自民党の責任も重大です。(忠)


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