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2013年9月30日(月)

いのち切り捨てノー

生活保護改悪反対 市民らパレード

東京・新宿

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写真

(写真)「生活保護法改悪やめろ」と訴える参加者たち=東京・新宿駅近く

 「生活保護法改悪やめろ」「生活保護費の引き下げをストップせよ!」。政府が10月の臨時国会に生活保護法改悪法案の再提出を狙うなか、29日、市民ら150人が東京・新宿駅近くをパレードし、生活保護改悪反対を道行く人に訴えました。主催は「いのちの切り捨てを許さない! 生活保護法改正法案&生活困窮者自立支援法にNO!」実行委員会。

 パレードに先立ち、駅前で当事者や支援者らがリレートーク。首都圏青年ユニオン青年非正規労働センターの河添誠事務局長は自立支援法の問題点について、「本来生活保護を受けるべき人を、新しい就労事業などの制度につなげようとするもの。これは生活保護を減らすことが眼目だ。水際作戦は違法だが、この法律が通ると窓口で追い払っても違法にならない。大変なことだ」と指摘しました。

 NPO法人自立生活サポートセンター・もやいの稲葉剛代表理事は、「法案の書類申請の徹底や扶養義務強化は申請の抑制を狙ったもの。障害者の自立生活への願いも踏みにじるなど、上から目線で管理する発想が貫かれている」と批判しました。

 精神疾患で生活保護を利用している女性は、「制度に守られ、アルバイトで働くなど少しずつ自信がもてるようになってきた。『就労支援の強化』で病状の悪化が不安です。声をあげていきたい」と訴えました。


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