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2013年9月22日(日)

9条は誇り 決意新た

京都で集会 益川・安斎両氏スピーチ

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(写真)会場いっぱいの参加者がつめかけたつどい=21日、京都市

 憲法9条京都の会は21日、京都市下京区のシルクホールで「つどい」を開き、会場あふれる900人以上が参加しました。

 同会代表世話人の益川敏英氏(ノーベル物理学賞受賞者、京都産業大学教授)、安斎育郎氏(安斎科学・平和研究所所長)がスピーチしました。9条の会の小森陽一事務局長が講演しました。

 益川氏は、「自民党政府は本腰だ。これまで憲法9条を変えるのは願望であったが、いまやタイムテーブルに乗る具体的な課題だ」と指摘。そのうえで、憲法96条を変え改憲のハードルを下げる動きに触れ「わけのわからないうちに変わっていたということが起こる可能性がある。この会の存在をもっと広い方がたに広めることが非常に重要な時期に来ている」と訴えました。

 安斎氏は、「安倍首相のパフォーマンスで汚染水漏れは解決できない。憲法9条改悪の延長線上で、原発の技術が核兵器開発に利用される懸念がある。平和憲法と9条の精神こそが大事だ」と述べました。

 立ったまま熱心にメモを取っていた京都外国語大学1年生の男性(18)は「憲法は押し付けられたというが、世界に先駆けてつくられた憲法9条はすごい誇りだ。大学でも広げていきたい」と語りました。地域・大学の9条の会の活動報告や京都の米軍基地設置反対の訴えがありました。野田淳子さんが歌を披露しました。


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