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2013年9月11日(水)

TPP交渉から撤退を

食糧とくらし守る共同行動開始

全国食健連

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(写真)TPPに反対し、食と農業、くらしを守ろうと訴える食健連のメンバー=10日、新宿駅西口

 国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は10日、今年の「グリーンウエーブ」(「食糧の波」共同行動)を開始しました。

 グリーンウエーブは、国民の食糧と健康や暮らしを守る全国いっせい行動。全労連や全農協労連、農民連、新婦人などの団体・個人が、宣伝・集会、自治体や農協幹部との懇談を各地で12月中旬までおこないます。環太平洋連携協定(TPP)交渉からの撤退への共同を広げることが緊急課題となっています。

 東京・JR新宿駅西口での宣伝活動では、「公約違反! 秘密主義 TPP交渉から撤退せよ」ののぼり旗や横断幕を掲げ、対話しました。

 農民連の笹渡義夫事務局長や全農協労連の国分博文書記長らは、TPPによって食料自給率は13%に落ち込み、食の安全も脅かされることを紹介。医療分野でも日本の皆保険制度が壊されて公的保険制度がないアメリカ社会への道にすすむ危険を訴えました。

 宣伝参加者は、JA全中や日本医師会の代表などが参加して開かれるTPP反対シンポジウム(14日、文京シビックホールで午後1時半)を紹介するビラも配布。TPP参加問題のシール投票も行いました。

 全国食健連の坂口正明事務局長は、同シンポへの参加を呼びかけ、「TPP問題をいっしょに考えましょう」と訴えました。

 通りかかってビラを受け取った医師(60)は「TPPの問題点を明らかにしないとだめだ。シンポに参加をしたい」と語りました。


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