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2013年9月5日(木)

重症患者に支援訴え

線維筋痛症友の会 小池氏と懇談

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(写真)小池議員(右)に医療費助成などを訴える橋本理事長(左から2人目)=4日、参院議員会館

 線維筋痛症友の会(橋本裕子理事長)は4日、国会内で日本共産党の小池晃副委員長・参院議員と懇談し、重症患者に対する▽身体障害者の認定▽障害年金の給付▽日常生活上の支援▽介護保険への適応拡大―を訴えました。同会顧問の東京医科大学八王子医療センターの岡寛教授が同席しました。

 橋本理事長は「働きたくても働けない患者が多い。こうした患者が所得保障や医療費補助を受けながら治療に専念し、症状が改善されれば、働けます」と強調しました。

 線維筋痛症は、全身に慢性的な痛みが起こる病気。患者は200万人いるといいます。重症化すると少しの刺激で激痛が走り、日常生活を送るのが困難になります。原因は解明されていません。

 患者は医療費や交通費など月平均3万円以上の自己負担がある一方、87%の患者が就労困難です(同会白書2011年)。労働損失は少なくとも2兆円以上だといいます。

 小池議員はこれまで国会で、線維筋痛症の▽診断基準の確立▽新薬の迅速な認可▽保険適用―を求め、実現させました。

 小池議員は「橋本さんをはじめ患者会の皆さんが病気の認知を広げてきたが、医療費助成や所得保障などの対象にいまだになっていない。引き続き取り組んでいきます」と述べました。


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