2013年8月23日(金)
同型2基でも高線量
福島第1原発 汚染水タンク点検
東京電力は22日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の敷地内にある、高濃度放射能汚染水を貯蔵しているタンクから大量の汚染水が漏えいした問題で、同型のタンクを点検中、別のエリアにある2基のタンクで、それぞれの地面との接合部で高い放射線量が測定されたと発表しました。検出された放射線量は毎時100ミリシーベルトと同70ミリシーベルトで、東電は汚染水漏れの可能性を否定していません。
東電によると、高線量が確認された場所は漏えいや水たまりは発見されず、乾燥していたといいます。また、タンクの水位は汚染水を受け入れた時から変化していないと説明しています。
2基は、漏えいがあったタンクから北西に約100メートル離れたタンク群にあります。