2013年7月28日(日)
「黙っていては変わらない」
大阪で反原発デモ
|
「黙っていては変わらない。街へ出て『原発のない未来をつくろう』と声をあげよう」。「Twit No Nukes Osaka(ツイット・ノーニュークスおおさか)」が呼びかけた反原発デモが27日、大阪市内で行われました。
ツービートの力強いドラムのリズムに乗り、100人近くの人たちが若者や家族連れでにぎわう難波、アメリカ村などを「原発いらない」「再稼働反対」とコールしながら行進しました。
風船やプラカードをかかげたカーニバルのような行進は、沿道で踊るまねをする若者や、写真や動画を撮る人などアピール度抜群。ビルの窓からいっしょにこぶしを振る人もありました。
ツイッターでデモを知ってひまわりの造花を持って参加した女性(44)=堺市=は、「都議選も参院選も共産党が前進して元気をもらいました。この運動が続いているのもすごい。参院選は自民党が圧勝しましたが、暴走を許さないためにもできることをしたいと参加しました」と話していました。
参院選で初当選し、15年ぶりに大阪選挙区で議席を回復した日本共産党の辰巳孝太郎参院議員も参加。辰巳氏の姿を見て「よかったですね」と声をかける人も多く、辰巳氏は「原発ゼロ、再稼働反対の大阪の民意を国会に届けたい。きょうはその思いをみなさんと共有してがんばります」と最後までいっしょに行進しました。