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2013年7月20日(土)

志位委員長激戦区駆け抜ける

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(写真)志位和夫委員長の訴えを聞く人たち=19日、京都市伏見区

 日本共産党の志位和夫委員長は参院選投票日まであと2日となった19日、比例代表選挙でも選挙区選挙でも大激戦・大接戦となっている愛知、京都、大阪の1県2府を駆け抜け、「国民の声を無視して暴走する政治が問われています。安倍暴走政治をストップする力を持っているのは、日本共産党しかありません。共産党を躍進させて国民の声が届く国会、国民の声で動く新しい政治をご一緒につくっていこうではありませんか」と全力で訴えました。

 比例代表選挙で山下よしき、井上さとし両候補を含む5議席絶対確保とともに、選挙区で当落線上の大接戦に持ち込んでいる、もとむら伸子(愛知)、倉林明子(京都)、たつみコータロー(大阪)の3候補への絶大な支援・支持を呼びかけしました。

 演説のなかで志位氏は、自民党の石破茂幹事長が同党改憲草案にある「国防軍」の命令に従わなければ「軍法会議」で「死刑」にもなるなどと述べたことに言及。「日本を“殺し、殺される国”にして良いのかが問われています。死刑の脅しをもって自衛隊員を送り出す『戦争をする国』にしていいのでしょうか。『断固ノー』の声をあげようではありませんか」と力強く訴えると、「そうだ」の声が飛びました。

愛知

 名古屋駅前の名鉄デパート前はぎっしり詰めかけた聴衆の列が100メートル以上にわたって伸びました。弁士が登壇すると地鳴りのような歓声が。演説を先に進められないほど、節々で割れんばかりの手拍子と「共産党」「伸子」コールが起こりました。もとむら候補は「改憲勢力と激しく争っています。憲法9条を守り抜くもとむら伸子を押し上げてください」と声を張り上げました。

京都

 京都市伏見区・大手筋通り入り口の交差点には、車道にあふれんばかりに聴衆が広がりました。倉林候補は「国政で弱いものいじめと正面対決、『ならぬものはならぬ』とたたかわせてください」と訴え。「明子、頑張れ」の声援が響きました。演説を聞いた女性(49)は「石破氏が戦争に参加しないと刑罰というのは絶対許せない。憲法を守る共産党に大きくなって阻止してもらいたい」と語りました。

大阪

 大阪市の京橋駅広場では、「すごい人だね」といってクールビズ姿のサラリーマンらが次つぎと足を止めるなど、演説が始まるや否や聴衆の輪がまたたくまに広がりました。たつみ候補が「若者の雇用と命を守れるのはたつみコータローただ一人。勝ち抜かせてください」と声をからせて訴えると、大声援が。仕事帰りに足をとめた女性(24)は「若者の雇用を守ると訴えていてたのもしい」と語りました。


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