「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2013年7月20日(土)

歴史的チャンス 比例5議席必ず

憲法・暮らし…“暴走とめて”

共産党に広がる期待と共感

参院選あす投票

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 日本の未来を決める参院選挙が、明日21日投票日を迎えます。「自民党にはっきり対抗できるのは共産党」「安倍さんの暴走が怖い。共産党頑張って」―「自共対決」の構図が鮮明になるなか、“安倍政権の暴走をとめるには共産党が一番の力”と、スジを通す姿勢と建設的対案に期待と共感が広がっています。19日も、志位和夫委員長が駆け巡った愛知・京都・大阪、市田忠義書記局長が応援した埼玉・東京・神奈川など、どこでも聴衆の輪が膨れ上がり、共産党コールや手拍子が起こるなど熱気に包まれました。同時に、このままでは比例5議席に届かないと、党支部・後援会は大量宣伝とともに、マイ名簿、テレデータ、選挙はがき名簿などを使って対話・支持拡大に全力をあげました。


写真

(写真)志位和夫委員長の訴えに拍手をおくる、京橋駅前をうめつくした人たち=19日、大阪市

 「安倍(晋三)首相が憲法改定を言いだし始めた今、憲法を守れるのは日本共産党しかない」。こんな思いで初めて共産党支持を約束した高松市の男性(89)のように、9条改悪の公言(安倍首相)、「国防軍」の出動命令に従わない場合の「死刑」発言(石破茂自民党幹事長)などに、「恐ろしくなった」「共産党に伸びてほしい」の声が急速に広がっています。

 本紙17日付に登場し、「9条を守るという一点」で共産党に“ブレーキ役”をと発言した自民党千葉県連元幹事長の金子和夫さんには激励の声が。同県建設業協会副会長だった中川栄吉さんからも「まったく同感」「日本共産党が、今度の参議院選挙で伸びてもらわないと、日本の国の行く末が心配」というメッセージが届けられました。

 暮らしの面でも、「小規模業者にはアベノミクスの恩恵などない。共産党の経済政策には期待している」(東京・世田谷区の洋食経営者)など次々と対話が広がります。「増税するなら庶民からじゃなく大金持ちからという主張はもっともだ。今の政治の軸は自民党と共産党だと思う」(同前・塗装業者)と、「国民の所得を奪う政治から国民の所得を増やして景気回復を図る政治へ」という共産党の政策に共感が広がります。

 「日本共産党を伸ばせば、日本の政治は必ず変わります。日本共産党の躍進で国民の声で動く新しい政治をつくろう」。志位氏の訴えが響きます。

 大激戦が続くなか、他党も必死です。自民党は終盤戦に向けた内部文書で、「野党候補は死に物狂い」「少しでも隙を与えたら形勢は大きく動く」と引き締め。安倍首相は「激戦区」に入って檄(げき)を飛ばす一方、街頭では争点隠しを続けています。

 民主党は海江田万里代表が「やせても枯れても民主党」という一方、「(総選挙では)本当に厳しいご批判をいただいた。みんなバラバラはやめなきゃダメ」(16日、千葉県松戸市)と党内事情を嘆く場面も。維新の会の橋下徹共同代表は「慰安婦」暴言に無反省の一方、「自公両党の圧勝は仕方がない」と白旗宣言。みんなの党とともに、共産党に攻撃の矛先を集中しています。

 マスメディアの世論調査でもまだ投票先を決めていない人が「共同」で「40%前後」、「朝日」で「選挙区で5割、比例区で4割」にのぼるなど、有権者の模索が続いています。最後の最後までの奮闘が勝敗を分ける大激戦のまま、最終日を迎えました。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって