2013年7月7日(日)
人垣が二重三重に
市田書記局長が演説
埼玉
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日本共産党の市田忠義書記局長は6日、紙智子参院比例候補、伊藤岳同埼玉選挙区候補とともに、埼玉県越谷、朝霞、所沢の3市で街頭演説に立ち、「日本共産党の支持を広げに広げ、力をあわせて暮らしと憲法を守り抜こう」と訴えました。
埼玉選挙区では、改選3に対して悪政を推進する自民、公明、民主、みんなの各党などから、8人が立候補する大激戦。自共対決が鮮明になっています。
紙氏は、環太平洋連携協定(TPP)について「米国企業の利益のために日本のルールや法律まで変えて国民生活を壊す。断固撤回を求めます」と力を込めました。電力4社が原発の再稼働を申請することを強く批判し「事故は収束すらしていない。怒りの声で厳しい審判を下しましょう」と呼びかけました。
伊藤選挙区候補が決意表明しました。
梅雨明けの強い日差しの中、南越谷駅(越谷市)前は聴衆があふれるほどで、駅ビルの中からも買い物客が耳を傾けました。北朝霞駅(朝霞市)前でも歩道は聴衆でぎっしり。後援会員30人による宣伝に通行人が「共産党は本気やな」と声をかけました。
所沢駅(所沢市)西口の街頭演説では大きな人垣ができ、2階デッキにも人の列が二重三重になり、駅前ロータリーをぐるりと囲みました。
市田氏は、“日本を海外で戦争する国に変える”安倍政権の改憲のたくらみを告発。「96条改悪なら国民をだませるという考えは浅知恵だ」と強調し、「今、反対の声が立場の違いを超えて広がっている。力をあわせて96条改悪に反対し、憲法9条を守りぬこう」と呼びかけました。