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2013年7月7日(日)

全国は一つ「比例は共産党」の大波を

「自民と対決」に共感と期待

自民・公明は争点隠し

民・維・み 偽りの“対決ポーズ”

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 参院選が公示され最初の週末となった6日、日本共産党は党幹部や比例・選挙区候補を先頭に「全国は一つ、比例は日本共産党」の大波を起こそうと懸命の訴え。支部と後援会も宣伝、対話・支持拡大に奮闘しました。政党間の力関係の激変が起こるなか、自民党と対決し、抜本的対案を示す日本共産党への期待と共感が広がっています。

 連日、仙台市の中央通り商店街で、メガホン宣伝に取り組んでいる宮城県の日本共産党青年・女性・労働者後援会は6日、10人が参加し、長さ約1メートルのジャンボメガホンで日本共産党の政策を宣伝。「アベノミクスでくらしは大変。消費税増税はやめさせよう」「賃金上げて景気回復」「若者の使い捨て許しません。ブラック企業をなくしましょう」との“コール”が街に響きました。


安倍暴走に不安

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(写真)巨大メガホンで訴える青年=6日、仙台市


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(写真)有権者との対話がはずむ後援会の人たち=6日、札幌市北区

 対話のなかでも、安倍政権の暴走に不安と危機感が―。愛知県犬山市の日本共産党城東支部が6日朝からとりくんだ電話作戦では、「年金は目減りするばかり。アベノミクスで何もいいことがありません」との声。大企業職場のつながりで対話した女性には、「連合系労組は会社いいなりで役にたたない。民主党へのカンパは拒否した。いよいよ共産党だね」と期待の声がかけられました。

安定した雇用で

 「限定正社員」や残業代ゼロなどの雇用破壊と消費税大増税で国民の所得を奪うアベノミクスではなく、賃上げと安定した雇用で国民の所得を増やす政策への転換を―日本共産党の訴えに共感が広がっています。「朝日」6日付は「共産は『アベノミクス』に対する一定程度の批判の受け皿になっているようだ」と報じています。

 こうしたなかで、自民、公明両党は、すべてを「ねじれ解消」にわい小化し、争点隠しに走っています。アベノミクス批判には、「まだまだ実感がない」と認めつつ、「この道しかない」(安倍首相、4日、福島市)と開き直り。石破茂幹事長は、直近で株価があがったことで、ふたたび「株価」に言及(5日、熊本市)し始めています。

 原発、環太平洋連携協定(TPP)、米軍基地などの重要争点には口をつぐんでいますが、実際には原発再稼働の申請を受け付け、憲法改悪は選挙後に一気に具体化することを狙っています。

あべこべの主張

 一方、対決の足場をもたない民主党、補完勢力ぶりが明確な日本維新の会、みんなの党などはここにきて、偽りの“対決ポーズ”に躍起。「自共対決」隠しに出ています。

 民主党の海江田万里代表は、政権時代からTPPを推進しておきながら、「TPPによって暮らしが破壊される、町が破壊される、ふるさとが破壊される可能性がある」(5日、北海道函館市)と絶叫。みんなの党の渡辺喜美代表も96条を含めた明確な改憲派でありながら、「民主主義を壊す憲法改正は絶対に認めない」(4日、東京・豊島区)とあべこべの主張。6日には、「何でも反対の共産党ではありません」(東京・新宿)と、対案を示して自民党と対決する日本共産党攻撃を始めました。

 維新の会の橋下徹共同代表もアベノミクスを礼賛しながら「だまされてはいけない」(4日、大阪市)と“批判ポーズ”です。


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