2013年5月27日(月)

「“育児は女性”の古い考え」

政府の育休延長支援策

　日本共産党の小池晃政策委員長は２６日のＮＨＫの日曜討論で、安倍政権が成長戦略の一環として打ち出した女性の育児休暇を３年間に延長する支援策について「古色蒼然（こしょくそうぜん）」たる考えにもとづくものだと批判しました。

　小池氏は、考え方として、「成長戦略に役立つための女性の環境整備ではなく、女性にはそれを求める権利があるから実現しないといけない」と指摘しました。

　その上で、“３年間抱っこし放題”と銘打ち女性の育児休暇を３年間にする支援策を掲げたことを「育児は女性のものですよという極めて古色蒼然とした育児観、価値観を押し付けるものであり、これでは成長にもならない」と強調しました。