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2013年5月19日(日)

正社員が当たり前の社会に

山下書記局長代行・田村参院議員・ソニー元労働者が主張

「ニコニコ動画」とことん共産党

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(写真)語り合う(右から)元ソニー労働者の小高洋さん、山下芳生書記局長代行、田村智子参院議員=ニコニコ生放送から

 日本共産党は16日にネット動画サイト「ニコニコ動画」で「生放送! とことん共産党」を放送しました。山下芳生書記局長代行や田村智子参院議員と、ソニーの雇い止めでともにたたかった小高洋さんが登場。3氏は、正社員が当たり前の社会の実現について語り合いました。

 世界の「SONY」の品質を保っているのは自分たちであるという誇りを胸にソニー仙台工場(宮城県多賀城市)で働いていたという小高氏。東日本大震災発生後、ボランティアで工場内のがれきを片づけていた際に、自らを含む期間工らの雇い止めが発表された当時の状況を説明しました。雇い止め中止を政府に迫った山下氏の国会質問の映像が流れました。

 最終的に正社員での再就職を会社が無期限であっせんするなどの勝利和解を勝ち取った小高氏。ソニーとのたたかいを通じて日本共産党に出合ったことを明かし「こんなに労働者に寄り添ってくれる政党・政治家がいるのかと思った」と当時を振り返りました。

 田村氏は、12万人の正社員に退職を迫る電機リストラに対し、うつ病や自殺しようと考えるまでに追い込む退職強要をやめよと国会で質問したときのことを語りました。田村氏は「なぜ一生懸命働いてきたのにやめさせられるのかと、声を上げてくれる労働者がいるから私たちも国会でとりあげることができる」と、たたかう労働者にエールを送りました。

 山下氏は「たたかってこそ人間らしく働くルールができる。困った人やたたかう人をほっとかない人間の連帯が、世の中でルールをつくる大きな力になる」と語りました。

 話題は先日、山下氏が国会質問で企業名を挙げて取り上げた「ブラック企業」に。若者を正社員として大量に採用し過大な労働を押し付けた上で選別し、病気にまで至らしめ使い捨てにしていることに対し、田村氏は「社会的損失だ」と批判。山下氏は、希望を胸に就職した「若者を使いつぶすのではなく、育てることは当たり前の企業の社会的責任だ」と述べました。

 放送直後に行われたアンケートの回答は、「すごく良かった」「まあ良かった」を合わせると87・6%に達しました。

 (録画)


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