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2013年5月10日(金)

川口委員長を解任 参院本会議

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 参院本会議で9日、私的な外遊を優先し、委員会開催の職務を放棄した川口順子環境委員長に対する解任決議が全野党の賛成多数で可決され、川口氏は解任されました。常任委員長の解任は憲政史上初めて。国会審議をないがしろにした自公両党の姿勢が厳しく問われることになりました。

 解任決議は日本共産党など野党7党が共同提案。「委員長としての職責を自ら放棄したことも同然であり、断じて容認することはできない」「公平・公正な委員会運営を預かる委員長として不適格」(提案理由)だとして解任を求めていました。

 国会開会中の委員長の海外渡航は認められていません。川口氏は、例外的に4月23、24両日に限って認められたにもかかわらず、参院の同意を得ずに中国滞在を延長し、自ら決めていた25日の委員会を中止に追い込む前代未聞の事態を引き起こしました。

 ところが、自民党も川口氏も「国益のため」と居直り、自公両党は予算委員会の審議を拒否する暴挙に出ていました。

 日本共産党は「二重、三重に国会審議を軽視するものだ。おごった自民党の姿勢が表れている」(井上哲士参院国対委員長)と批判していました。


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