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2013年4月7日(日)

改憲 危険な“大合唱”

自民 高市氏、維新 橋下氏

日テレ系番組

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 自民党の高市早苗政調会長は6日、日本テレビ系番組で、憲法改定要件を緩和する96条改定に際して公明党とたもとを分かつ可能性を問われ、「憲法は国家観に関わることで、常に選挙の争点になるべきだ。国家観による政界再編が最後の正しい姿だ」と主張しました。

 同日、公明党幹部は「参院選で与党で過半数獲得を目指していることに水を差す話で、慎重さに欠ける発言だ」と批判。高市氏はその後、記者団に「憲法改正イコール連立政権という意味で申し上げたのではない。憲法だけが国政の重要課題ではなく、性急に連立の枠組みが変わるという次元の問題ではない」と釈明に追われる事態となりました。

 しかし、同番組では高市氏や日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)による改憲論の大合唱。高市氏は、維新の綱領が日本国憲法について「絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた」としていることに対して、「確かにその通り。私も憲法改正するために国会議員になった。なんとしてもやりたい」と意欲を見せました。

 橋下氏も96条改定について「できないといわれていることをやるのが政治だ。自民党も敗戦後、憲法改正を掲げて本気でやってこなかったが、高市さんは今回は本気だといっている。本気でやりましょう」などと意気投合。番組に出演していた民主党の細野豪志幹事長に向かって、「民主党の綱領は憲法に関しては、“国民とともに議論する”で終わっている」「民主党は学者論議をする人が多い。改正するのか」などと詰め寄りました。


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