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2013年3月27日(水)

原発立地推進の反省を

高橋議員 根本復興相に求める

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 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は25日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、根本匠復興担当相に対して、無謀な原発立地を推進してきたことへの反省はあるのかとただしました。

 高橋氏は、2月の福島県議会の代表質問で、自民党議員が原発事故について、「県民、そして被災者のみなさまに対して、ここに改めて陳謝するものであります」とのべたことを紹介。また、福島県議会の斎藤健治議長が、震災前日まで県連幹事長として福島第1原発の7、8号機の増設を主張してきたことについて「とんでもないことを推進してきた」と反省の弁をのべていることを紹介しながら、根本復興相の受け止めをただしました。

 根本復興相は「安全神話に陥った原子力推進政策であった。このことは深刻に反省しなければならない」という安倍晋三首相の国会答弁を読み上げ、「私も総理と同じ考え」とのべました。

 高橋氏は「自民党福島県連として推進し、震災直前まで増設を求めてきたことを率直に反省しなければならない。『一般論ではすまない』という認識で発言いただきたい」と指摘しました。

 根本復興相は「私も(大震災が起きた)3月11日以降、地元にいたので、さまざまな思いの中で今、答弁した」とのべるにとどまりました。


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