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2013年2月8日(金)

憲法守る一大国民運動を

全国革新懇がアピール

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 全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)は7日、「憲法を守る一大国民運動の発展をよびかけます」と題したアピールを発表しました。


 アピールは、「安倍内閣と改憲勢力は、くらし、平和、民主主義など、あらゆる面で国民の願いを踏みにじる暴走を開始しており、その障害になる憲法を変えようとしています」と警鐘を鳴らしています。具体的に、改憲勢力が解釈改憲で「集団的自衛権行使」に踏み込み、その後、憲法96条を変えて改憲の発議要件を緩和し、憲法9条改悪に向かうスケジュールを描いていると指摘します。

 その上で、「侵略戦争への痛苦の反省から生まれた憲法9条があったからこそ、日本は戦後68年間、戦争によって一人の外国人の命もうばっていません。これは世界でも誇るべきことであり、改悪を絶対に許してはなりません」と呼びかけています。

 また、日本国憲法の平和・人権・民主主義の原則がいまも世界で先進的なものであるとして「憲法を守り生かしてこそ、国民が願う国づくりと、世界から信頼される日本の進路が実現できると確信します」と強調。

 世論調査で国民多数が憲法9条を支持していることにふれ、「『原発ゼロ』『オスプレイノー』『TPP参加阻止』『消費税増税反対』など、各分野で未曽有の国民運動が広がっています。これら、憲法の理念ともひびきあう流れを結集し、大きく共同を広げ、全国の草の根で改憲阻止のたたかいを発展させよう」と訴え、思想、信条、党派の違いを超えた一大国民運動の発展を呼びかけています。


 革新懇 無党派の個人・団体が政党としては唯一革新の立場を貫く日本共産党とともに、「国民が主人公」の新しい日本への国民的共同をめざしてできた組織。全国革新懇は、全都道府県に組織が結成された1981年5月に誕生。現在、全国の地域・職場・青年革新懇は814(1月24日現在)に達しています。


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