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2013年2月1日(金)

首相 “改憲まずは96条”

発議要件緩和 国会で明言

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 安倍晋三首相は31日の参院本会議で、改憲について「まずは憲法第96条の改正に取り組んでいく」と述べ、発議要件の緩和を突破口にして改憲に突き進む考えを、30日の衆院本会議に続いて、表明しました。自民党の中曽根弘文参院議員会長への答弁。

 首相は、9条改悪や国防軍設置などを盛り込んだ自民党の改憲草案について問われ、「21世紀にふさわしい、あるべき憲法の姿を示したもの」と強調しました。

 首相は、第1次安倍内閣時の所信表明では、改憲について「国民の期待に応える議論を希望する」(2007年9月10日)と述べるにとどまっていました。96条改悪から着手する方針を国会答弁したのは初めてで、改憲策動をエスカレートさせるものです。また、国務大臣は、「憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」(99条)とした憲法尊重擁護義務からみても重大な答弁です。


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