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2013年1月27日(日)

自由へのたたかい続く

エジプト「革命」2年 各地で集会

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(写真)タハリール広場で「革命は続くぞ」と唱和する人々=25日、カイロ(小泉大介撮影)

 【カイロ=小泉大介】一昨年2月の「革命」でムバラク独裁体制が倒されたエジプトで25日、国民決起の出発点となったデモから2周年を記念する集会が各地で開催され、合わせて数十万人が参加しました。昨年6月に就任したモルシ大統領が強権支配を強めるなか、参加者は新たな独裁を許さず、革命の目標を完遂する決意を改めて固め合いました。

 革命の主要舞台となった首都カイロのタハリール(解放)広場は、各地から何時間もデモ行進をしながら到着した人の波で埋まりました。そのなかには、革命時の弾圧で息子を失った女性、オム・ムスタファさんの姿もありました。

 「私は今とても幸せな気持ちです。この広場で多くの若者たちが、亡くなった息子の遺志を継ぎ、革命を成し遂げると約束してくれたからです」

 この言葉に応えるかのように、広場では夜遅くまで「自由のためのたたかいは終わらない」「革命は今も続いているぞ」の声が響きました。


デモ弾圧・衝突で10人死亡500人負傷

 【カイロ=小泉大介】エジプトでは25日、各地で「革命」2周年のデモ参加者に対する警官隊による弾圧や衝突が発生し、保健省によれば10人が死亡、約500人が負傷する事態となりました。


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