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2013年1月23日(水)

巨大与党の暴走抑え、充実した審議のため力あわせる

9野党書記局長・幹事長会談で一致

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(写真)野党書記局長・幹事長会談。左から2人目は市田忠義書記局長=22日、国会内

 日本共産党と民主、維新、みんな、生活、社民、改革、みどり、国民新の9野党による書記局長・幹事長会談が22日、国会内で開かれました。巨大与党の暴走を抑え、充実した審議を行うために野党が力をあわせることで一致しました。

 会談を呼びかけた民主党の細野豪志幹事長は「与党が巨大になったもとで、悪い方向にすすんだときはブレーキをかける。国会の質疑を充実するために野党間で力をあわせたい」と発言しました。

 日本共産党の市田忠義書記局長は「与党が衆院で3分の2の議席を占めたもとで、野党が国会の民主的運営のために力をつくす必要がある。とりわけ少数会派の発言権、発言時間の保障のために野党が力をあわせてがんばることを確認したい」と述べました。

 また、書記局長・幹事長会談で定数削減問題が提起されると報じられたことについて、市田氏は「総選挙が示した最大の問題は、4割の得票で8割もの議席を獲得するという小選挙区制を中心とした選挙制度の矛盾だ。民意に反する選挙制度の抜本的改革こそ求められているのであって、定数削減だけの議論は、選挙制度の抜本改革、1票の格差とあわせて議論してきたこれまでの経過からいっても違う」と主張しました。

 他党からも「選挙制度の抜本改革」など3点を一体で議論したのがこの間の書記局長・幹事長会談の経過だとする発言が出され、細野氏は「過去の経過も踏まえて対応したい」と述べました。


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