2013年1月20日(日)
「沖縄を返せ」歌詞
高校生が書で表現
県庁内の展示注目
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沖縄県庁内の県民ホールに「沖縄を返せ」(作詞・全司法福岡高裁支部、作曲・荒木栄=1956年)の歌詞を書いた横5メートル、縦3メートルの巨大な書道作品が展示され、訪れた県民の注目を浴びています。
制作したのは、私立沖縄尚学高校書道部です。県教育委員会によると、昨年11月、本土復帰40周年を記念して開かれた「沖縄県高等学校総合文化祭」の書道部門における書道パフォーマンスとして、「復帰」をテーマに生徒が制作したとのことです。
「沖縄を返せ」は、沖縄が米軍の占領支配のもと、祖国復帰闘争の盛り上がりのなかで、全国で歌い継がれた象徴的な曲として知られています。
展示を見ていた男性(57)は「僕らが子どものころ、おとなたちがデモで歌っていたのをよく覚えています。オスプレイ配備など基地問題で沖縄が怒りに包まれるなか、子どもたちの気持ちのなかに、同じ思いがあることを感じ、とてもうれしい」と話していました。