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2012年12月22日(土)

“金融緩和より賃金増”

小池氏 景気回復の展望語る

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福岡のラジオで

 日本共産党の小池晃政策委員長は21日、RKB毎日放送(本社・福岡市)のラジオ番組「中西一清スタミナラジオ」の電話インタビューに応じ、雇用を立て直し景気回復につなげる展望を語りました。

 小池氏は、特別国会で政権に復帰する自民党の掲げる金融緩和策について「いくら物価上昇を目標にして、印刷機でお札をどんどん刷っても銀行にたまっていくだけです。国民の手元にお金が届くことが必要なのに、賃金を上げる目標は持とうとしない」と批判。消費税増税分をつぎ込み、ダム・高速道路を増設する従来型公共事業の拡大には「厳しく監視していく必要がある」と指摘しました。

 賃金引き上げの方策を問われた小池氏は「大企業の内部留保は、この10年でも100兆円増えており、設備投資にもまわっていない状態だ」と強調。「内部留保260兆円を全部使えと言っているわけではなく、この一部を動かして賃金に回し、雇用を立て直していく。大企業の未来にとっても持っている力を発揮していくことこそが日本経済を元気にしていくことになると訴えていきたい」とのべました。


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