「しんぶん赤旗」
日本共産党
メール

申し込み記者募集・見学会主張とコラム電話相談キーワードPRグッズ
日本共産党しんぶん赤旗前頁に戻る

2012年12月19日(水)

きょうの潮流

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 mixiチェック

 あの大震災から2度目の冬が、被災地にめぐってきました。東北のきびしい寒さを、仮設住宅ですごす日々。原発事故によってふるさとを追われ、ちがう風景でふたたび迎える年末年始です▼遅れる復興へのいら立ち、少しでも前に進みたいという思い。それが今回の総選挙にも表れました。東北ブロックでみると、政権をになってきた民主党は比例、小選挙区あわせて19議席も激減。痛烈な審判でした▼そのなかで日本共産党への支持がひろがりました。先の参院比例票と比べると、約1・2倍の増加。東北6県で得票数・率ともに伸ばし、高橋ちづ子さんの議席を守り抜きました▼震災直後から、党の現地対策本部長として、大奮闘してきた高橋さん。60回ちかくも震災・原発関連の質問を政府にぶつけ、復興を促してきました。被災地にも足しげくかよい、仮設住宅の環境改善や宅地被害への支援を実現。漁業や中小企業の復旧、雇用や地域の経済を守るたたかいと、まさに八面六臂(ろっぴ)の活躍です。「東北の命綱」たるゆえんでしょう▼「いがったなー」「おらも仮設のみんなに声かげたんだ」「必死になってがんばったかいあったな」。いま事務所や地元の党組織に次々と祝福や激励の声が寄せられています▼青森の農協からは初めて選挙で推薦されました。期待の大きさを胸に「新しい国会でみなさんの声を届け、すべての被災者が、くらしと生業(なりわい)の再建をかちとることができるように全力をあげます」。気持ち新たに決意する高橋さんです。


見本紙 購読 ページの上にもどる
日本共産党 (c)日本共産党中央委員会 ご利用にあたって