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2012年11月24日(土)

青年の力で社会変える

民青全国大会が開幕

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(写真)日本民主青年同盟の第36回全国大会1日目。報告するのは田中悠委員長=23日、東京都渋谷区

 「原発ゼロ」や震災ボランティアなど若者の行動が注目を集めるなか、日本民主青年同盟(民青)は23日、東京都内で第36回全国大会を開きました。「青年のエネルギーを日本社会を変える大きな流れにするため、仲間を迎え、学び行動しよう」と、全国の活動経験を交流しました。

 大会決議案の報告にたった田中悠委員長は「野田政権は、『消費税増税はいやだ』『原発はいらない』という青年の批判によって解散に追い込まれた」と指摘。大会の議論で民青の役割を明らかにし、要求運動や学習活動、組織づくりの方針をしっかり練り上げ、選挙をたたかう力にもしていくことを呼びかけました。

 田中委員長は、青年の願い、模索にこたえて、政治を変えるため、▽科学的社会主義と日本共産党綱領を学ぶ▽一致する要求で共同を広げる▽本格的要求実現へ財界・アメリカいいなりの政治を転換する―ことを強調。新たな班の結成、地区委員会再建で青年の身近な組織に前進することを提起しました。

 大会では、民青が何をめざすかを定めた「目的」の一部改定案が提案され、社会の変化などをふまえて不安定雇用や就職難、原発問題の記述を補強するなど、より適切な表現に改めるとの報告がありました。

 討論では、「ダンス規制反対を呼びかけるとレゲエ好きの若者たちが誘い合って10人以上加盟した」(兵庫)、「以前は橋下大阪市長に共感していたが、民青で学費無償化などを学んで、変わった。事実を学べば意見の違う人も変えていけると思えるようになった」(東日本の大学)など、若者の切実な要求にこたえた多彩な活動を交流しました。

 大会は25日まで行われます。


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