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2012年9月16日(日)

被災地医療の再生を

仙台 3県の医師らシンポ

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(写真)被害状況などを報告する石木院長(壇上左から2人目)ら=15日、仙台市青葉区

 大震災から1年半がすぎた被災地の復興と医療再生について考えようと、医師・歯科医師らでつくる「ドクターズ・デモンストレーション実行委員会」は15日、仙台市青葉区でシンポジウムを開きました。約150人が参加しました。

 県医師会の桜井芳明副会長、県歯科医師会の細谷仁憲会長、岩手県立高田病院(陸前高田市)の石木幹人院長、桑野協立病院(福島県郡山市)の坪井正夫院長が参加。坂総合病院(宮城県塩釜市)の今田隆一院長がコーディネーターを務めました。

 細谷氏は、民間歯科医療機関の再生のための公的補助について「支援対象が被災建物に限定されている。対象を全ての民間医療機関に拡大し、使途に制約をなくすことが今後の課題」と述べました。

 桜井氏は石巻市などの被災医療機関の復旧状況について、石木氏は仮設の入院施設を今年2月に再開するまでの経過などを、坪井氏は原発事故による放射線被害や被災地の医師数減少について、それぞれ報告しました。

 シンポに先立ち、歯科医師で元毎日新聞記者の杉山正隆氏が「医療再生とTPP(環太平洋連携協定)」をテーマに講演。米韓FTA(自由貿易協定)の現状からTPP参加の問題点を語りました。


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