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2012年8月24日(金)

公務員攻撃はね返そう

国公労連大会始まる

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(写真)あいさつする宮垣委員長=23日、東京都内

 日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)の第58回定期大会が23日、東京都内で始まりました。公務員バッシングをはね返して、国民生活を支える公務・公共サービスを守り、「公務員賃下げ違憲訴訟」の勝利をはじめ労働条件の改善をめざす運動方針を確立します。日程は25日までの3日間です。

 宮垣忠委員長はあいさつで、公務員バッシングは財界・政府による国民全体への攻撃であり、国民の中に対立を持ち込み、「小さな政府」づくりをすすめるものだと指摘。「構造改革」による非正規雇用労働者の増加、賃金の低下に対し、国家公務員の「賃下げ違憲訴訟」を通じて、悪循環を断ち、すべての労働者の賃上げと雇用確保、公務員労働者の労働基本権の回復をめざす運動の発展をよびかけました。

 岡部勘市書記長が運動方針を提案。とくに、「地域主権改革」による出先機関の原則廃止反対などを求める、憲法をくらしと行政にいかす「21世紀国公大運動」を継続して発展させると報告しました。その柱の一つとして、貧困と格差を解消するために行政研究活動と公契約適正化運動をすすめるとのべました。

 また、「賃下げ違憲訴訟」勝利にむけた世論とともに、労働基本権の回復にむけた運動を本格化させると語りました。社会保険庁職員の分限免職の撤回を求める運動の強化を訴えました。

 討論で、各労組・地域の代表が発言。宮城の代表は、被災地の求人の多くが有期で、最低賃金スレスレだと指摘。低賃金を是正し、「被災者の中に、被災者とともに活動する」と語り、被災者の生活を守るためにも公務員賃下げの撤回を求めると表明しました。

 来賓として、全労連の大黒作治議長、日本共産党の塩川鉄也衆院議員らがあいさつしました。


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