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2012年7月23日(月)

九州豪雨被害

共産党・民青が泥出し

福岡・八女でボランティア

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(写真)泥出し作業を進めるボランティアの人たち=22日、福岡県八女市星野村

 22日、九州北部豪雨で福岡県内で最も被害の大きかった八女市星野村と上陽町に民青同盟福岡県委員会と日本共産党筑後・大牟田両地区委員会から17人のボランティアチームが入り、泥のかき出しなどの復旧作業にあたりました。

 星野村上小野地区の男性(73)宅は、家の中が泥で埋まり、とても生活できる状況ではありません。14日早朝、家の前の道路に水がどんどん流れ始め、上の畑の石垣が崩れ、水が押し寄せてきました。半身まひの征二さんを近所の人に抱えてもらって避難し、今は近所の知人宅に身を寄せているといいます。

 近所の住民とボランティアが協力して泥のかき出しがすすむと、美津子さんは目に涙を浮かべて「夫婦だけではどうにもならなかった。本当にありがとうございます」と話し、八女市役所星野支所の小波慶一郎支所長からボランティアへの感謝の言葉も伝えられました。

 住民から「災害当日、自衛隊ヘリで救援物資が届けられたが、最初は1家族におにぎり1個だった」「バスが復旧しないので夏休み明けの高校生の通学が心配」などの声がチームに寄せられました。

 東日本大震災の震災ボランティアで石巻市にも行った看護学生の女性(31)は「災害ボランティアは地道な作業だけど一人でも多くの人に参加してもらえるよう声かけをしていきたい」と話しました。


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