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2012年7月18日(水)

きょうの潮流

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 東京・新宿の公園に着くと、時計は午後7時を回っていました。後ろにまだまだ続くデモ行進。「さようなら原発10万人集会」の長い一日でした▼2時ごろ、主催者の舞台からのお話が終わり、さあ行進へ。しかし、先を行く人が多く、いっこうに出発する気配がありません。同じ待ちぼうけを食う、東京の「さよなら原発江東」のみなさんと知り合いました▼昨年11月に生まれた会です。福島の浪江町から避難する人の体験を聞いたり、放射線量を測ったり、原発の危うさを描く芝居をみたり…。今月28日、「鈴廣かまぼこ」副社長の鈴木悌介さんを招き「経営者が語る原発のない経済」について考えます▼同様に、17万人の熱気を次の行動にしっかりつなげる人たちが、会場にいっぱいいるのでしょう。照りつける夏の西日。出発です。子どもたちが木登りや泥んこ遊びをしている公園の中から、女性が手を振ります。1人、また1人。「渋谷はるのおがわプレーパーク」。文部省唱歌「春の小川」の舞台、河骨(こうほね)川に近い▼川は開発でコンクリートの下に閉ざされていますが、できるだけ昔風に子どもが自由に遊べる場をと、できた公園です。外遊びできない福島の子どもを思い、叫びました。「子どもを守ろう」「自然を守ろう」「みんなで守ろう!」▼歩道で水を配る男性がいました。「無料ですよ」。編集局の元同僚ではないか。一口いただき、最後の元気を出し新宿へ。名残惜しい気分で列をほどきました。以上、1日遅れの7・16報告です。


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