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2012年6月26日(火)

規制緩和の誤り認めよ

関越道バス事故で穀田議員

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(写真)穀田恵二議員

 日本共産党の穀田恵二議員は20日の衆院国土交通委員会で、関越道高速ツアーバス事故の背景には法令違反がはびこる実態があり、それを助長してきた規制緩和路線の誤りを認めるべきだと主張しました。

 穀田氏は、今回の事故を起こした「陸援隊」が28項目の法令違反を認めていることをあげ、いずれもコストを減らすためのものだと強調。規制緩和後は事後チェック強化で対応するとしてきたが、300人余りの体制で12万もの事業者の監査が不可能であることは明らかだと追及しました。

 羽田雄一郎国交相は「安全対策の実効性が不十分だった。安全基準や監査体制の強化、処分の厳格化などを検討していきたい」と答えました。

 穀田氏は、「競争があるほうが事業者は安全に力を傾注する」(1996年、政府の行政改革委員会提出の意見書)などとバラ色に描いてきた規制緩和の“失敗”が今回の事故で明らかになったと指摘。「この前提に立たなければ、安全対策も小手先に終わる」とのべ、参入規制の緩和などを抜本的に見直すよう求めました。


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