2012年5月20日(日)

“団結と絆”

ソニー労組　仙台で勝利報告会

（写真）家族から花束を受け取る期間社員＝１８日夜、仙台市

　ソニー労働組合仙台支部（電機連合加盟）と「ソニー震災リストラ・雇い止め撤回闘争支援する会」は１８日夜、震災を口実とした期間社員の雇い止めを会社に撤回させたことをうけ、仙台市で勝利報告集会・感謝のつどいを行いました。

　集まった１００人を前に、スーツ姿の期間社員が壇上にあがり、支援への感謝をのべ、「この勝利が被災地の励ましになったらうれしい」「これからも非正規雇用労働者の苦しみを解決するお手伝いをしたい」と発言しました。期間社員の妻と子どもたちから花束が手渡されました。

　松田隆明委員長は、「団結と絆の力で、大企業の横暴を許さない成果を勝ち取りました」と強調しました。

　１年にわたるたたかいをスライドで上映しました。

　国会でこの問題を追及してきた日本共産党の山下芳生参院議員が駆けつけ､｢自身の職場復帰だけでなく、非正規問題を解決したいと決意するみなさんと、次の一歩を一緒に踏み出したい」と激励のあいさつをしました。

　期間社員は現在、ソニー仙台テクノロジーセンター（宮城県多賀城市）に職場復帰し、ソニーの責任で正社員としての再就職あっせんを受けています。