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2012年5月19日(土)

安全守るバス労働を

交運共闘 国交省に監督要請

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 バス、タクシー運転者らでつくる全国自動車交通労働組合総連合会(自交総連)と、全日本建設交運一般労組(建交労)や国土交通労組などで構成する交通運輸労働組合共闘会議(交運共闘)は16日、関越道バス事故を受けて、バス事業の規制強化をはかり、交通運輸行政の拡充を求めて国土交通省に要請しました。

 要請で交運共闘の藤好重泰議長(建交労委員長)は、今回のバス事故の背景にバス運転者の長時間・過密労働に対する制限がないことを指摘し、事故防止には、交通運輸労働者が安全を守って働ける条件を確保しなければならないと強調。旅行業者による運賃ダンピング強要のしわよせは労働者にいくとして、是正を求めました。

 要求項目は、▽届出運賃(公示運賃)違反の是正措置を講じる▽法違反の日雇い・アルバイト運転者を一掃するための監督・指導の強化▽低運賃や無理な運航を押し付ける旅行業者への監督・指導の強化▽交替運転者の配置基準を1日500キロ以下とする▽深夜運行は運転者2人制にする―などです。

 国土交通省の担当者は、運転距離の問題などについて早急に検討したいと語りました。


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