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2012年2月24日(金)

TPP「全品目対象」

米政府、日本に条件示す

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 日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に向けて米ワシントンで7日に行われた1回目の日米事前協議の中で、米政府が「日本は全品目を(自由化交渉の)テーブルに乗せる用意がなければ、TPPに参加させない」と述べ、事実上の参加条件を提示していたことが23日、明らかになりました。日本側は「日本政府として全品目をテーブルに乗せる」とその場で明言しました。

 政府はこれまで、米政府側の発言を公にしていませんでした。民主党が同日開いた経済連携プロジェクトチーム(PT)の総会で、桜井充座長代理が日米双方の具体的な発言を明らかにしました。

 TPPをめぐっては、昨年11月にハワイで開いた日米首脳会談で「野田佳彦首相が全ての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せると述べた」とホワイトハウスが報道資料で発表。日本側は首相発言を否定しましたが、米政府は訂正の予定はないと表明していました。


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