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2012年2月21日(火)

各党党首の番組を

NHKに共産党申し入れ

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 NHK「ニュースウオッチ9」は17日、野田佳彦首相をスタジオに招き、同日閣議決定した「税と社会保障一体改革」のめざすもの、「社会保障の将来像は」などをメーンテーマに、約40分間、首相から「じっくりと聞く」という放送を行いました。日本共産党中央委員会は19日、NHKに対して、首相に聞くというだけでとどめず、同番組で各党党首からも時間をとってじっくり聞くという企画を検討するよう申し入れました。

 要請・申し入れは、日本共産党中央委員会の植木俊雄広報部長が東京・渋谷のNHK放送センターに出向いて行ったもので、NHKからは政治部長の正籬(まさがき)聡氏が応対しました。

 植木氏は要請の趣旨として、「税と社会保障の一体改革」は、消費税増税計画だけでも新たに16兆円もの負担を国民に押し付け、家計と日本経済をどん底に陥れるものであり、同番組でも紹介されたNHK世論調査でも、国民の「社会保障拡充」への期待は強いが、野田内閣の「一体改革」は国民の半数以上が「評価しない」と答えていることを指摘。NHKが「政府広報」という立場ではなく、国民の知る権利にこたえるためにある以上、各党党首から「一体改革」の評価と対応、「対案」を聞くということは当然のことだとのべました。

 また、日本共産党が発表した「提言」は、「消費税増税なし」で「社会保障」も「財政危機打開」の展望も示すものとなっているとし、その内容を知らせることは、暮らし・経済の閉塞(へいそく)打開を求める国民の声に正面からこたえるものともなると確信していると述べ、今回の要請・申し入れについて積極的な検討を要請しました。

 正籬氏は、NHKとしての公正・公平の立場に立ったこれまでの対応を説明するとともに、今回の要請については「指摘のあったことについてはうけたまわりました」と答えました。


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