第7回中央委員会総会 特別決議

「党勢拡大大運動」の目標を必ずやりとげ、第27回党大会を成功させよう ――すべての支部・グループのみなさんに訴えます

2016年11月16日


 第7回中央委員会総会は、すべての支部・グループが「第27回党大会成功をめざす党勢拡大大運動」の目標をやりとげ、きたるべき党大会を、党勢拡大でも躍進を記録する歴史的党大会とするために、心一つに奮闘することをよびかけます。

 

「大運動」の到達と2つの特徴

 第6回中央委員会総会は、党員拡大を根幹にすえた「大運動」の目標として、2017年1月末までに、①すべての党支部・グループが新しい党員を迎えることを目標に、全党的に2万人の党員拡大に挑戦すること、②「しんぶん赤旗」読者拡大で、すべての都道府県、地区委員会、支部・グループが、第26回党大会時水準の回復・突破(全党的には日刊紙で2万人増、日曜版で10万5千人増)をめざすことをよびかけました。

 党員拡大では、10月の入党者数は9月の2倍に広がり、「大運動」を開始してからの入党者は1,576人となりました。「しんぶん赤旗」読者拡大では、10月は9月に続き2カ月連続の増勢となり、日刊紙、日曜版とも前進の幅を広げました。

 「大運動」のスタートから2カ月、党員も「しんぶん赤旗」読者も、拡大数、成果支部とも月ごとに広がり、前進への流れがつくられつつあることは重要です。同時に、まだ「大運動」にふさわしい、全支部・全党員のとりくみにはなっておらず、現状の延長線上では目標の達成には届かないことを直視しなければなりません。

 6中総決定は、「大運動」の政治的意義として、①第26回党大会期の活動の総仕上げであること、②総選挙で、野党と市民の共闘、党躍進という2つの大仕事をやりぬくために必要であること、③党勢拡大の空前の条件と可能性をくみつくすべきこと、という3点を明らかにし、みんなが創意と自発性を発揮し、知恵と経験を集めて成功させることを訴えました。すべての支部・グループが「大運動」の目標を決め、決めた目標を必ずやりとげるために、持てる力をあまさず発揮しようではありませんか。

〈新しい情勢を攻勢的にとらえて〉

 前進をかちとっている支部の特徴の一つは、6中総決定を討議・具体化し、安倍政権と国民との矛盾の広がりや野党と市民の共闘の前進に示されている党綱領の生命力をつかむとともに、宣伝・署名、国民要求実現の活動にとりくんで、国民との結びつきを広げることと一体に党勢拡大をすすめていることです。

 TPP協定案・関連法案の強行、「年金カット法案」のおしつけ、南スーダンPKOに派兵されている自衛隊への新任務付与、憲法改悪の策動など、安倍政権の暴走が際立ち、国民の怒りがうずまいています。安倍暴走政治に反撃する国民のたたかいが発展し、野党と市民の共闘も前進しつつあります。新潟県知事選での米山隆一候補の劇的勝利は、「大義の旗」と「本気の共闘」で政治は変えられるという希望を大きく広げています。

 こうした情勢を攻勢的にとらえ、前向きに切り開こうと「大運動」の実践にふみだした支部が、新しい党員を迎え、読者を次つぎと増やしています。支部長がいない、会議がなかなか開けないなど困難を抱えていた支部も、党機関や議員団の援助を受けて会議を開き、6中総決定の討議で地域や職場のまわりの変化を出しあい、それを力にして党勢拡大にふみだす経験が生まれています。

〈「私たちの支部の『大運動』」に〉

 もう一つの特徴は、「支部の力をつけて総選挙に勝とう」「新しい党員を迎え、支部の存続・継承を」など、支部・グループにとっての「大運動」の意義をつかみ、「私たちの支部の『大運動』」としてとりくんでいることです。

 「党に期待を寄せる人に、入党や『赤旗』の購読をすすめないのは、失礼なことではないか」「党の自力の後退、ギャップは、長い間、党員を増やさずにきた自分たち自身がつくってきたのではないか」など、「大運動」の意義を自分たちに引き寄せてとらえ、実践にふみだす努力が始まっています。

 どの支部も、たたかいや選挙のとりくみを通じて、新しい結びつきをつくり深めており、踏み出したところでは、これまで何度も断った人が「歴史の分かれ目、戦争させないために」と入党する、綱領を読み「入党したい」と若い世代が入党を申し込むなど、党勢拡大の条件の広がりを示す経験が全国津々浦々で生まれています。党本部に月100人を超える「赤旗」申し込みが寄せられていることは、広範な国民の中に日本共産党への関心と期待が広がっていることの表れです。

 「大運動」推進の大きな力になっているのは、「綱領を語り、日本の未来を語り合う集い」です。広く案内すると予定を大幅に超える参加者があり、綱領パンフレット「JCPマニフェスト」と党創立記念講演ダイジェストDVDの活用により、歴史・路線・理念など党の全体像が新鮮に受けとめられ理解が広がっています。「集い」を軸にして、入党と「赤旗」購読への働きかけをそれぞれ強めれば、どの支部でも新しい党員を迎えることができることが実践で示されつつあります。

 

残る2カ月半――みんなで背負えば荷は軽いし、一挙に目標達成はできる

 「大運動」を成功させるカギは、すべての支部・グループが、この運動に参加することです。「大運動」の目標は、全党的には大きいように見えますが、一つひとつの支部・グループで平均すれば、「1人の党員、1人の日刊紙読者、5~6人の日曜版読者」を増やせば、達成できます。みんなで荷を背負えば荷は軽いし、みんなが立ち上がれば一挙に目標達成はできるのです。

 6中総から約2カ月。この間の努力によって、85・1%の支部・グループが6中総決定を討議し、「大運動」の目標と計画をもっています。「大運動」を成功させる「土台」はつくられています。残る2カ月半、すでに目標を決めた支部・グループは自らの目標をやりぬき、まだ決めていない支部・グループは急いで決め、みんなが立ち上がって、「大運動」を大成功させようではありませんか。

 とくに次の諸活動を重視してとりくみをすすめましょう。

〈党大会決議案の全支部討議、全党員読了を力に〉

 党大会決議案は、これからの全党討議で練り上げるべきものですが、それは党綱領の今日的な具体化、全党の英知と実践の結晶となっています。新しい政治対決の構図と野党連合政権のよびかけ、世界の新しい動き、安倍・自民党政治を打倒し新しい日本をつくるたたかい、国政・地方選挙の目標と方針などを、新鮮に全面的に明らかにしています。党勢拡大についても、いまなぜ党建設か、3つの歴史的意義をわかりやすく論じています。これをよく読み、深くつかめば、「大運動」をすすめるうえでも大きな力になります。すべての党員に党大会決議案をただちに届け、読了をすすめましょう。すべての支部が、支部総会の日程を決めて、総会では時間をとって決議案を討議するとともに、支部会議でくりかえし討議しましょう。

〈国民のなかに打って出て、「集い」を軸にして〉

 すべての支部・グループが、党大会決議案を活用して、国民のなかに打って出て、政治を語り、党を語りましょう。国民のなかでの宣伝・署名活動などのとりくみを発展させることと結んで、党勢拡大をすすめましょう。

綱領パンフレットとDVDを使って、「綱領を語り、日本の未来を語り合う集い」をすべての支部が無数に開くことを軸にして、党勢拡大の独自追求を強めましょう。「集い」の参加者にたいする個別の働きかけを大事にしましょう。

〈すべての支部が党員を迎え、一緒に成長できる支部に〉

 党員拡大では、党規約どおりに入党を働きかけ、迎えた党員は、支部が責任をもって、すみやかに新入党員教育を修了しましょう。新入党員とともに学び、成長できる支部へ、「党生活確立の3原則」(支部会議への参加、日刊紙の購読、党費の納入)を全党員のものにして、みんなが学び元気に活動できる支部活動をすすめましょう。すべての支部が党員を迎え、一緒に成長できる支部になろうではありませんか。

〈党機関・議員団が支部とともに〉

 党機関は、議員団と力をあわせて、「支部に出かけ、支部から学び、一緒に知恵と力をつくす」という立場で、「大運動」成功のためのリーダーシップを発揮しましょう。6中総決定では、「国政選挙を一回たたかう以上の構えで、特別の臨戦態勢を」と呼びかけました。党大会にむかって決議案を討議し、決起を広げるときです。7中総を契機に、すべての支部に援助の手が届く臨戦態勢を確立・強化しましょう。都道府県・地区党会議にむけて、すべての支部が支部総会を開き、全党員の参加で成功させるよう力をつくしましょう。こうしてすべての地区委員会が「大運動」らしく目標達成をめざし、先進的経験をつくり広げ、連日成果をあげるようとりくみましょう。

中央委員会は、現場に足を運んでともに考え、実践し、現状打開をはかり、目標を総達成するために先頭にたつ決意です。

 

党勢拡大で歴史的飛躍をつくりだし、党大会を成功させよう

 全党の同志のみなさん。

 前党大会から2年10カ月。戦後かつてない新しい市民運動の発展と日本共産党の躍進によって、野党と市民の共闘が、安倍自公政権とその補完勢力に対決する、日本の政治の新しい時代が開かれています。総選挙、統一地方選挙、参院選という3回の全国的選挙での躍進・前進、戦争法廃止の「2千万署名」など、支部と党員の一日一日の大奮闘が、この激動の時代をきりひらきました。いま、草の根で国民と結びついた強く大きな党をつくることに、日本の未来はかかっています。

 党史に新しいページを刻む歴史的党大会へ、党大会決議案を全党員に届け、すべての支部で討議し、全党の英知を結集して練り上げようではありませんか。

 全党が心を一つにして、党勢拡大で歴史的飛躍をつくりだし、第27回党大会を成功させようではありませんか。

 

 

 (c)日本共産党中央委員会