『月刊学習』編集部 編
1月12日発売
みなさんへ
歴史上初めて、日本共産党が加わる政権が生まれるかもしれない
─先の総選挙で、危機感にかられた支配勢力は、「安保、憲法と自衛隊、天皇の制度、社会主義」などで党綱領をねじ曲げて攻撃しました。いま、「綱領自体が政治対決の熱い焦点」となり、「語り広げる絶好のチャンス」です(4中総)。日本共産党は、綱領を学び、国民多数のものにする活動を強め、参院選勝利をめざします。
党綱領の全文と、122項目の用語の解説を一冊にまとめました。日本共産党に注目してくださるみなさんも手に取って、共産党のことを知っていただけたらと思います。
本書は、『月刊学習』(2020年7月号~2021年1月号、3~5月号)の連載に加筆したものです
目次
日本共産党綱領(全文、ふりがな付き)
綱領の用語解説
一、戦前の日本社会と日本共産党
進歩と変革の伝統/絶対主義的天皇制/半封建的な地主制度/アジア諸国に対する侵略と戦争の道/ロシア革命/半植民地/ポツダム宣言 など22項目
二、現在の日本社会の特質
サンフランシスコ平和条約/形を変えて天皇制の存続を認めた天皇条項/施政権返還/女性差別の面でも、国際条約に反するおくれた実態/特権官僚 など28項目
三、二一世紀の世界
自主独立の党/核兵器禁止条約/平和の地域協力の流れ/貧富の格差の世界的規模での空前の拡大/国連憲章にもとづく平和の国際秩序 など23項目
四、民主主義革命と民主連合政府
民主主義革命/国民の合意での憲法第九条の完全実施(自衛隊の解消)/ジェンダー平等社会をつくる/大企業にたいする民主的規制/統一戦線 など29項目
五、社会主義・共産主義の社会をめざして
生産手段の社会化/利潤第一主義の狭い枠組み/反対政党を含む政治活動の自由/発達した資本主義国での社会変革は、社会主義・共産主義への大道 など20項目