このページの音声ブラウザ用簡易ページはここをクリック

日本共産党

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

ENGLISH PAGE

赤旗

第8回中央委員会総会

第二決議案(党建設) 山下副委員長の結語

2019年11月7日(木)

写真

(写真)第二決議案についての結語をのべる山下芳生副委員長=5日、党本部

 第二決議案「党建設」の討論の結語を行います。

 第二決議案は、総会の討論でも、党内通信をご覧になった方からの感想文を見ても、大変積極的に受け止められました。討論を聞いて、決議案の三つの点が受け止められたのではないかと思います。

党建設への決意が受け止められた

 一つは、党建設を第二決議案として独立して提案したことが、非常に歓迎されています。討論ではこの点について、何人もの方から「党建設に対する中央の並々ならぬ決意を感じた」「本気度を受け止めた」などと語られました。提案報告でも述べたように、党大会で党建設を独立した決議とするのは、今回が初めてのことであります。わが党にとって、今が党建設でなんとしても後退から前進に転ずる歴史的時期にある、という認識に立ってのことでしたが、それが全国の同志に歓迎され、自らの決意となっています。

全国が連帯しあえる決議案――変革者の立場で困難に立ち向かおう

 二つ目に、決議案が党組織の現状をリアルに問題提起したことが、正面から受け止められています。静岡の県委員長は、「党の現状をかなり立ち入ってリアルに述べているところに注目した」と述べ、「ともすると、大変な課題になると“中央は自分たちの困難をわかっているのか”というもやもやがある。これに対する明確な回答になっている。そしてもう一つは、“困難は自分たちの所だけではない”“全国が共通して立ち至っている困難だ”ということもつかめる中身となっている。そのうえで、決議案は厳しい条件のもとで陣地を持ちこたえてきた意義を述べている。連帯しあううえで大事な中身だ」と語りました。提案者として深い受け止めに感動しながら聞きました。

 決議案は、党建設の現状についてリアルかつ率直に問題提起をしました。そこから出発することが、党建設で前進に転じるためにはどうしても必要と考えたからですが、それが全国の同志に正面から受け止められています。困難を直視するとともに、それにたじろがず、変革者の立場で立ち向かうのがわが党の真骨頂であります。危機もあるが、他方で党建設で前進できる客観的な条件もある。主体的力もある。この両面をつかんで、危機打開のために中央委員会が先頭に立とうではありませんか。

決議案の探求・開拓がすでに始まっている

 三つ目に、決議案が、前進への道をこの方向で一緒に探求・開拓していこうとよびかけた内容が、すでに始まっているみなさんの新しい挑戦とかみ合っています。

 衆議院比例四国ブロックの候補者は、初めて漁協との懇談に挑戦している経験を語り、「『“相手から学ぶ”姿勢を大切に、相互に多様性を尊重して力をあわせよう』との決議案の提起は大歓迎」と述べました。そしてこの姿勢が伝わるなら、「こんなに漁業、漁協のことを思ってくれる方々がいることがうれしくて」と深い信頼を得られることも報告されました。

 衆議院東京12区の候補者は、「JCP With You」のとりくみやフラワーデモで知り合った数人の方と、月1回綱領学習を続けていることを紹介しました。豊かな内容がありましたが、私は「入党の働きかけは急がず、同意を重ねる努力を心がけている」と述べた点に注目しました。決議案の「ともに学び、ともに成長する姿勢で、入党を働きかける」という提起は、こうした努力ともかみあうものだと思います。

 国政候補として参院選をたたかった神奈川の中央役員は、若い世代、子育て世代の方が、党の候補者や専従者になった場合の苦労を、自らの体験、同世代の声を紹介しながら切々と語りました。そして、日本共産党だからこそ改革できるとして、「子育て世代が誇りをもって、『共産党だから私たちは輝いて活動できるんだ』といえる態勢をつくりたい」と述べました。この発言を、みんなで共有して、そういう党を一緒につくろうではありませんか。

 わが党は、開拓者の党であります。党づくりの改革・発展に挑戦しようというよびかけは、全党の同志に意欲的に受け止められるものと思います。

 以上、第二決議案の内容が、全面的に受け止められたことは、大変うれしいことです。

党大会めざす実践で決議案を豊かにしよう

 承認されれば、いよいよ実践となります。

 第二決議案の第4章は、党建設の目標をどうやってやりとげるか、探求・開拓の大きな方向性を示したものであります。党大会をめざす実践の中で、この第4章をうんと豊かなものにしようではありませんか。

 党機関としての探求・開拓も、すでに生まれていることが紹介されました。

 東京の都委員長代理は、「33の地区委員会すべてに、青年学生対策専任の宣伝組織者を置くことを考えている。これこそ、東京としての党づくりの改革・発展への挑戦」だと発言されました。

 京都の書記長は、「30代、40代の党員の成長と活動の場をどう保障するのか、京都府委員会として地区委員会との相談会を持ち、調査と探求を始めた」と発言されました。

 党大会をめざす「党勢拡大大運動」のとりくみを通じて、こうした探求・開拓を豊かに発展させ、その教訓を党大会にもちより、全面的に決議に反映させて、党創立100周年をめざす党建設で、さらに新たな歩みを開始できるようにしようではありませんか。

 なお、東京の青学部長代理から、若い世代の党員と党機関の責任者が集まる全国的会議をぜひ早い時期に、との要望が出されました。中央として、そのような学習と交流の場を積極的にもうけたいと思います。

 中央委員会が、綱領一部改定案と、第一決議案の政治方針を全面的に力にして、全党の探求と開拓の先頭に立ち、豊かな経験をもちよって、党大会で再会することをよびかけて結語といたします。

党紹介