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2018/05/24

活発に意見交換
JCPSオフミーティングに40人
 5月19日、JCPサポーターのオフミーティングが開かれました。首都圏を中心に北海道や関西などからも参加があり、全体で40人が集まりました。70代から高校生まで、年代・地域ともに多彩な顔ぶれで、活発に意見を交流しました。

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 小池晃書記局長があいさつに立ち、「来年の参院選で自民・公明・維新を40議席減らせば過半数割れに追い込める。そのためには、1人区での野党統一候補の実現・勝利とともに、比例と複数区での日本共産党の躍進がどうしても必要」、「1年も前から党外の市民の皆さんと力をあわせて選挙をたたかうのは、私たちにとって初めての挑戦。選挙のプランニング、ロードマップを皆さんと一緒につくる、そういう選挙にしていきたい。実現可能性などは考えず、率直な意見を出してほしい」と訴えました。
 
 吉良よし子参院議員は、「サポーターのみなさんと一緒にたたかって獲得した議席。いつも『市民の声を届ける議席』だという思いを胸に、ブラック企業やブラック校則を追及する国会論戦を行い、政治を動かすことができた。来年の選挙も何としても勝利したい」と決意を述べました。
 交流は5つのテーブルに分かれ、①共産党の選挙を変えよう②ローンチ(サポーター発足記念)イベントを考えよう―の2つのテーマで、付箋に意見を書き、発表しあう形で行いました。(※出された意見は、サポーター専用マイページからご覧いただけます。)
 
 感想文では、「短距離走じゃなく長距離走なんだと思いました。急に共産党のことを大好きになったり、全力で応援するみたいな形じゃなくとも、ゆっくり、長く、ゆるくつながっていくことでお互いが理解しあえていくんだと思いました」「楽しかったです。JCPの人たちが意外とちゃんと話せる人々で、何かムーブメントをつくれたら良いなと感じました」「こんなにも多くの方と、いい意味で建設的な話し合いができて、自分の中でJCPサポーターがすごくふんわりしたものだったのですが、これからどんな場にできるのか楽しみ」などの声が寄せられました。

 

2018/05/24

2018/05/02

憲法施行71年☆
全国各地でアクション
【行動予定の紹介】

5月3日の憲法記念日、日本国憲法が施行されて71年目を迎えます。国民世論は「安倍政権のもとでの憲法改悪を許さない」の声が、ますます多数となっています。「朝日」世論調査(5月2日付)では、安倍政権のもとでの憲法改正に「反対」が58%(昨年は50%)、「賛成」が30%(昨年は38%)、安倍首相の9条改正案には「反対」が53%、「賛成」が39%でした。

同調査では、
▽日本は専守防衛の方針を「今後も維持するべきだ」69%、「見直すべきだ」25%
▽日本は防衛費を「増やす方がよい」19%、「減らす方がよい」17%、「今のままでよい」58%
▽安全保障を考える上でより重要なのは「軍事的な面」12%、「非軍事的な面」82%
など、安全保障をめぐる問題でも、安倍政権が進めてきた「圧力・軍事一辺倒」の政治に対する批判が強いことが示されました。
 
 しかし、安倍政権や改憲派も、そう簡単にはあきらめていません。1日には、中曽根康弘元首相が会長を務める「新憲法制定議員同盟」が大会を開き、首相は「憲法に自衛隊を明記し、自衛隊違憲論に終止符を打つことは、今を生きる私たちの責務だ」とのメッセージを寄せました。
 「安倍改憲ノー」「安倍内閣は退陣を」の声を、いっそう大きく示していくことが、とても大事になっています。
 憲法記念日を中心に、さまざまなアクションが全国各地で予定されていますので、ご紹介します。

 

↓↓↓

5月の行動予定はこちら

 

2018/05/02

2018/04/28

JCPSインタビュー
選挙は特別な人たちの
ものじゃない!

選挙は特別な人たちのものじゃない!

nonstopkyoto 河本真智子さん

 
 「うそつく総理はもういらない」――安倍政権への国民の怒りは地方でも沸騰しています。4月8日投開票の京都府知事選では、日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民が共同した「つなぐ京都」の福山和人候補が44%の票を獲得し、自民・公明ほかの相乗り候補をあと一歩のところまで追い詰めました。市民はどんな思いでたたかったのか。「nonstopkyoto」の河本真智子さん(38歳、飲食業)にインタビューしました。
 
――今回の府知事選に、どんな思いで関わったんですか?
 私は国政・地方含め、選挙に関わるのは今回が4回目でした。とくに今回は、安倍政権のひどい政治がずっと続いてくる中、私も安倍政権の総辞職を求める街宣やデモをやったりしてきたので、やっぱり京都から国に対してハッキリと意見できる知事さんをつくりたい、福山さんならハッキリ文句を言ってくれるだろうと応援に入りました。
 もちろん、政策の面でも福山さんしかないな、と。相手候補は政策ももやもやしていて、何を訴えているのかハッキリしませんでしたが、福山さんは自分の言葉で政策をしっかり伝えてくれていた。「こういう人を知事にしたい」と心から思いました。
 私は、選挙や政治は特別なものではなく、みんなのものだと思うんです。「誰が選挙や政治に口を出してもいいんだよ」「みんなもっと口を出して関わっていこうよ」――街宣や応援スピーチをするときも、そのことを一番訴えていました。
 
――選挙では「チャット宣伝」に取り組んだそうですが、それはどんなものですか? 

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 3、4年前からやっているんですけど、候補者や大学の先生などをゲストに招いて、街なかで「おしゃべり」をするんです。(右、写真)
 私って外見がポップというか、政治に関心なさそうな格好をしてるんですよ(笑)。それが、ゲストを相手に「今の政治どうですか」とか「消費税ってどうですか」とか「賃金上がらないですよね」とか、井戸端会議みたいにおしゃべりをする。事前に簡単な打ち合わせはしますが、ぶっつけ本番です。
 街頭でスピーチしているだけだと、よほど選挙や政治に興味がある人しか聞かないと思うんですが、チャラい格好の人が候補者としゃべってると、「何やってるんだろう?」って立ち止まって見ていくし、選挙について話してたなってことが印象にも残ると思います。まわりに「段幕」やプラカードを掲げて、何がテーマかは通る人に分かるようにしています。
 生活の中で、政治に関心を持つことって難しいですよね。かつては自分もそうだったので。でも、気軽な気持ちで見てほしい。政治や選挙って、特別な、賢い人たち、専門的に学んでいる人たちだけのものではないし、政治家も普通に話せる人なんですよ、ということも伝えたいなと思ってやっています。
 
――いいですね! 手ごたえはどうでしたか?
 Twitterやフェイスブックで「選挙の応援をやっている」「社会活動をやっている」というのをあげていくと、普通の飲み友だちや幼馴染、同級生なども、ちょこちょこ「いいね」を押してくれたり、コメントを残してくれたり、会ったときに「見たよ」と言ってくれたりしました。「チャット宣伝見に行きたいな」とか声をかけてくれることが多くて、やっている意味をすごく感じました。今回の各区の得票率を見ていても、相手候補に大きく迫ることができたので、選挙にちゃんと行く人は自分たちの1票の力を考えているのかな、と心強く思いました。
 ただ、「選挙は特別なこと」って思っている人も、まだまだ多いですよね。非正規で働いていて日々の生活に追われている人にとっては、投票に足を運ぶこと自体が大変だし、「選挙で何が変わるの?」という気分にもなりがちだと思います。安倍政権もそうですが、政治を見てると2世3世の国会議員とかが多くて、「自分たちのものではない」と思っちゃいますよね。府政と国政とのつながりも分かりにくいようで、「なんで府知事選なのに国政のことしゃべるの?」という反応もありました。
 でも、安倍さんのせいというか、安倍さんのおかげで、政治に文句を言う人が増えたという実感はすごくあります。私は飲食店で働いていますが、飲みの席で政治の話題が出ることは以前はほとんどなかったけど、今は、私がこういう活動をしていることを知っているからというのもあるでしょうが、「安倍さんムカつくなぁ」とか言ってくれる人がすごく増えたんです。政治に口を出すことは特別なことじゃないっていう考え方が、広まってきたかも、という感触はありますね。
 
――河本さんが選挙などに関わるようになったきっかけは何だったんですか?
 政治や市民運動とは、もともとはまったく縁がなかったんです。ただ、3・11以降、いろんな人が反原発デモなどをしているのをSNSで見ていて、自分なりに政治への不信感を募らせてはいました。
 そんなときに、大阪・鶴橋や東京・大久保でのヘイトデモの映像を、ユーチューブでたまたま見てしまったんです。そこで「堰が切れた」感じになりました。
 私は京都で生まれ育ったんですが、小学校で人権教育というのがあり、同和問題の話を聞いたんです。「今の時代にも差別ってあるんや」と、当時はすごくショックを受けました。「差別はあかん」ってことは小学生でもわかることなのに、今も、警察に守られて街頭で差別的な発言をする人がいる、SNSでも平気で言える人がいるってことが、信じられない思いでした。
 「ここで黙っていたら差別を容認してしまうことになる」と思ったら、もう耐え難くて。これから自分が生きていく中でも、このことをなかったことにしたらやっていけへんなと思って、突き動かされるようにカウンターに行きました。
 そこから、映画の上映会、イベントを主催したり、議員や候補者へのアピール行動などをするようになり、やがて「選挙に関わらないと社会は変わらないな」と思うようになりました。
 
――それで「nonstopkyoto」というグループを立ち上げたんですね。
 グループというよりは河本家なんですけれど。夫の協力のもと、ほぼ一人でやっていますね。イベントごとに友人などに協力を頼んだりしつつやっています。ネーミングは、勢いがあって、ポップな感じで、京都でやっていることが分かるものを…ということで、友達と相談してつけました。
 込めた意味は、やっぱり、「自分がいやだ、おかしいと思うことに、声をあげることをやめない」ってことかな。生きていくこと自体が、抗っていくことだと、私は思うので。
 
――素敵です。最後に、今後に向けての決意や、JCPサポーターへのご意見などをお願いします。
 これからも「素人目線」を大切にしたいと思っています。専門的なことも特別なことも言えませんが、声をあげることはできる。全国いろんなところで、いろんな人がもっと良い社会にしようと声をあげている。私もその一人でありたいと思います。
 誰もが安心して安全に豊かに暮らせる社会は、私にとっても住みよい社会になるはずです。未来や子どもたちのためだけじゃない。私は私のためにこれからも抗うこと、声をあげること、より良い社会に暮らしたいと思うことを諦めずにいたいと思います。
 日本共産党のみなさんとはこれからもいろいろ文句を言ったりしつつも協力して多くのことに取り組みたいです!JCPサポーターにも期待しています!多くの人のアンテナに引っかかるような、誰もが参加しやすい、応援したいと思えるものにどんどんブラッシュアップしていってください。
 
――ありがとうございました。


(写真撮影 渕上哲也さん)

2018/04/28

2018/03/29

JCPSインタビュー
危険な条例を
拙速に決めないで!

~JCPSインタビュー リケマムさん
  東京都迷惑防止条例改正に反対する市民の会メンバー
   船橋市在住

森友公文書改ざんをめぐり国会が大揺れですが、その陰で東京都議会でも、民主主義を脅かす条例改正案がスピード採決される動きが。3月半ばに反対署名をスタートし、2週間足らずで3千筆超を集めた「市民の会」発足メンバーのリケマムさんに話を聞きました。


――署名運動を始めたきっかけは。
  
森友問題で全国的にデモや集会が盛り上がっている中、そのデモが取り締まられたら元も子もないと思ったからです。ただ、動きが急だったし、いろんな市民団体や個人も手が回っていないようでした。私は都民ではないけれど、これは東京都だけの問題ではないと思い、野党共闘の運動で知り合った立憲民主党サポーターのSさんと「やばくない?」「何かやろうよ」と意気投合して、2人で署名をつくりました。
  署名をスタートさせたのは3月16日の官邸前行動からです。17日はエキタスのデモ、18日は新宿駅西口での総がかり行動実行委員会の街宣に参加し、署名を呼びかけました。とても反応が良く、「署名用紙を持ち帰りたい」と言ってくれる人もたくさんいました。


――すごい行動力ですね。
  
何しろ期日が迫っていたので、連日動きました。19日に都庁に1度目の署名提出を行い、委員会も傍聴したのですが、そこであっさり通ってしまって。しかも、たった1時間の審議ですよ!頭に来て、「ひきつづき署名を続けよう」となり、今日に至りました。


――最終的に3333筆ですね。この署名の束、すごいです。
  
集約の最終日にも続々と届きました。署名用紙を自分でコピーし、何度も郵送で送ってくれた人、「市民の会」フェイスブックページを作ってくれた人…。呼びかければ、それに応えて動いてくれる人がたくさんいるんですよね。たった一人や二人の市民でも、こういうアクションの起点になれるってことを伝えたいです。東京要請.JPG


――都議会各会派回りをしたんですよね。反応はどうでしたか?
  
都民ファーストは「アポがなければ議員には会えません」の一点張りで、感じが悪かったです。自民党は「皆さんの会はいつ作られたんですか?」と探りを入れてきました。民進党・立憲民主党は委員会では改正に賛成しましたが、応対してくれた人は「濫用を防ぐ歯止めがない」などのこちらの話をよく聞いてくれました。小会派の議員さんたちは、それぞれ条例案をよく勉強していて私たちの意見に同意してくれました。そして、市民側に立ってブレなかったのが日本共産党。委員会採決の際にも、大山とも子議員がただ一人反対してくださり、市民として心から感謝しています。東京署名提出.JPG
 

――リケマムさんは、そのやりとりをTwitterで拡散されていますね。
 
この条例改正案にどのような態度を各会派・議員がとったのか、記録をしっかり残して次の選挙にフィードバックさせないといけないと考えているからです。有権者・都民をなめたら痛い目にあうってことを分からせたいと思います。29日の本会議も傍聴して、きちんと民意を背負ってくれている議員が誰なのかに目をこらし、それを知らせていきたいと思います。


――ありがとうございました。

2018/03/29

2018/03/29

3,333筆の署名提出
東京都迷惑防止条例改正反対

 3月28日(水)、「東京都迷惑防止条例改正に反対する市民の会」のメンバー3人が、小池百合子都知事あての署名を提出しました。今月16日から集め始めた署名は、最終的に3333筆に達しました。

 提出前に各会派の控室を回り、署名の到達を伝え、「明日の本会議採決では、ぜひ民意に沿った対応を」と要請。都庁周辺では、朝から自主的にスタンディングに立つ市民の姿もあり、この問題での世論の急速な高まりが示されました。

2018/03/29

2018/03/20

#私のアクション
全国各地で

「森友学園」をめぐる公文書改ざん問題に、国民の怒りが燃え上がり、安倍政権を危機的状況に追い込んでいます。
徹底した真相究明、安倍9条改憲の阻止、内閣退陣を求めて、JCPサポーターが全国各地で「#私のアクション」に立ち上がっています。

3月16日 愛知 豊田市駅前
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3月17日 京都
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3月18日 兵庫 神戸マルイ前
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3月19日 埼玉 栗橋駅のホームに向けてスタンディング
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3月19日 東京 武蔵小山駅
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山梨 道路沿いの農場看板にアピールを掲示
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3月11日 大阪 大阪城公園森ノ宮口
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3月23日 茨城 東海駅
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3月15日 静岡 富士税務署前
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3月24日 兵庫 六甲道駅
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「アクション」のページから、「私のアクション」を募集中。
画像は随時、追加していきます。

 

 

2018/03/20

2018/03/18

JCPSインタビュー
北海道ユニキタ

説明責任を果たせ!全国で広がる怒りの抗議活動と、
私が声をあげる理由

北海道ユニキタメンバー 由比夕優さん

 

森友疑惑の真相究明・安倍政権の退陣を求める抗議行動が、首相官邸前でも全国各地でも、日に日に広がっています。北海道で「安倍内閣総辞職!ほぼ毎日アクション」に取り組んでいる若者グループ・ユニキタのメンバー、由比夕優さん(20代・会社員)にインタビューしました。

――「ほぼ毎日アクション」は、何人くらいが参加して、どんな感じでやっているんですか?

主に札幌の中心部にあるPARCO前で抗議行動をしています。マイクを回して、みんながスピーチをします。スピーチの間、他のメンバーはプラカードを持ってまわりに立って、「そうだ!」と合いの手を入れたりして、盛り上げています。先日、私が参加した日は10人が参加しました。今日は自民党道連前でやったんですが、私は参加できなかったんですけど、Twitterの告知を見て参加してくれた人などを含め、23人が参加したと聞きました。

――すごいですね。街の反応はどうですか?

街の反応は、まだ怒りMAXって感じではないです。「おっ、抗議やってるな」って、注目はかなりされますけれど。森友問題について、安倍政権は、臨時国会も開かないで逃げ続けました。北朝鮮問題で国民の目をそらして、籠池さんを逮捕して。でも、ここにきてやっと、財務省の文書改ざんが明るみに出た。これは、ふだん安倍政権に批判的な人だけが怒るべき問題じゃないと思います。安倍政権は、世論の反応をうかがっていると思うので、もっと知らせて、怒りを広げていきたいと思います。

――スピーチではどんなことを訴えていますか?

私たちが一生懸命働いて納めている税金は、大切に守られ、使われるべきなのに、それが食い物にされていることへの怒りです。権力者が、国民の財産である国有地を、自分のお友だちにとんでもない値引きをして払い下げた。一般の会社にたとえたら、社長が会社の経費を使って愛人に車を買い与えた、みたいな、ひどい話ですよね。

それから、これまで「しっかりした官庁」と思われてきた財務省が、公文書改ざんに手を染めるところまでゆがめられてしまった。安倍政権のその恐ろしさをわかってほしい。

スピーチやコールでは「安倍は辞めろ」「麻生も辞めろ」なども言いますが、そればかりだと"もともと安倍政権を嫌いな人が言ってる"ととられがちなので、安倍政権のおかしさ、恐ろしさに、少しでも気づいてもらいたい、知ってもらいたいと思って訴えています。

――由比さん自身は、安倍政権のどんなところが問題だと思っていますか?

うーん、たくさんありますが(笑)

一つは、人の話をちゃんと聞く姿勢がないこと。国会中継を見ていても、安倍さんも麻生さんもヘラヘラしてるじゃないですか。あの感じがイヤです。質問には答えない。まともに対応しない。意見が違う相手と対話できないような人が、自分の国の総理をやっているんだと思うと悲しくなります。

あとは、自民党の改憲草案にあらわれているような、右翼的な思想がこわいです。愛国心を押しつけるような、強権的な政治に反発を覚えます。

――こうしたアクションに参加し始めたのはいつですか?

2015年の安保法制のときからです。東京でSEALDsが行動している姿や、世界でも若者が労働問題などで声をあげている姿を見て、私も何かしたいと思い、TwitterでSEALDsなどをフォローしていたんです。そうしたら、北海道にもユニキタというグループがあることを知って、イベントに参加し、メンバーになりました。発足メンバーではないけれど、かなり古株の方です。

――ユニキタに参加する前は、どんな風に政治を見ていましたか?

私の家族は、いろんなことについて、とことん話し合う家族です。両親はとくに何かの活動をしているわけではないですが、テレビのニュースを見たときの会話などから、「政府が言うことをうのみにするのではなく、批判的に見ないといけない」ということを学んできました。それが、「自分も何かしたい」と考えるベースになったと思います。

――「何か行動したい」と思ったときに地元に仲間が見つかったのはよかったですね。

そうですね。ユニキタでは、個人でできる活動として、家族や友人など自分の周りの人にちょっと話をしてみる、SNSで発信してみる、などを大事にしています。そこから仲間が広がるかもしれません。あと、これは私の個人的な意見ですが、右翼系の人たちからのメディア攻撃がひどいので、応援のメッセージをテレビ局に送ったり、変な報道には意見を送ったり、ということも、「1人で顔を出さずに気軽にできるアクション」として、かなり有効だと思います。

――最後に、共産党やJCPサポーターへのご意見、要望と、今後の活動への決意を教えてください。

共産党さんは、以前は偏見の目で見られていたと思いますが、だいぶ親しみやすくなったと思います。JCPサポーターができたおかげで、共産党についてもっと知りたいという人とつながり、情報の発信もしやすくなっていますよね。そういうつながりを、共産党さんには大事にしてほしい。これからも、身近に政治を語れる存在、市民の声を国会に届ける存在であってほしいです。

決意ですが、森友問題は絶対にうやむやにさせたくない!強い世論できっちり決着をつけさせる!この二つです。

世論の強い反発から、佐川元国税庁長官の証人喚問が決まりましたが、どこまで追及できるかは国民の態度次第だと思っています。最悪、佐川さん一人を切って逃げられる可能性だってあるし、今の感じだとそうなりかねない。なので、そうさせないために世論を盛り上げていくことが必要です。しらを切り続けている麻生大臣、大臣を任命した安倍首相も、きっちり責任をとって辞任してほしい。そのために私は街頭に立ち続けます。

――どうもありがとうございました。

2018/03/18

2018/03/09

"野党共闘"を実感
JCPサポーター
国会傍聴へ

3月2日(金)、参院予算委員会での小池晃書記局長の国会質問をJCPサポーターが傍聴しました。

質問テーマは、①森友学園疑惑②裁量労働制など「働き方改革」③「攻撃型空母」の保有問題。何度も議事がストップし、ヤジも飛び交う迫力の2時間でした。

サポーターは全員、委員会傍聴は初体験。「政府が変な答弁をすると委員長席に詰め寄るなど、国会ってあんなに動きがあるんだと思った」(20代女性・会社員)、「間近で迫力あるやりとりが聞けて良かった。労働者サイドで声をあげてくれている小池さんに引き続き頑張ってほしい」(40代男性・会社員)、「共産党の質問に野党席から応援がとび、国会での〝野党共闘〟を実感した」(60代男性・出版業)などの感想が出されました。

2018/03/09
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