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共産党の予算論戦 野党らしい質問に反響

雇用 「最賃以下」の収入も

 小泉「構造改革」で労働法制の規制緩和がすすみ非正規労働者は大幅に増えました。小泉首相は、「いわれるほど格差は大きくない」などと開きなおっています。

 日本共産党は、格差拡大の事実を示し、その根源に規制緩和万能路線があることを告発。非正規労働者の実態と権利の向上を求めました。

 吉川春子議員は、パートなど非正規労働者は、正社員にくらべて賃金が四割、格差が年々開いている事実を示しました。

 さらに、吉川氏は、非正規労働者の賃金を支えている最低賃金の引き上げを求め、北海道のタクシー労働者が規制緩和のなかで、最低賃金以下で働かされている実態を告発しました。

 北側一雄国土交通相は、「最低賃金を下回ることはあってはならない」、川崎二郎厚生労働相は「法にてらしてきちんと対応する」と答弁しました。

 笠井亮衆院議員は、「月百時間以上の残業」や経営者が就業規則をコピーさせない会社があるなど「十九世紀にタイムスリップしたかのよう」な青年の実態を“代弁”して質問。傍聴した首都圏青年ユニオンや日本民主青年同盟の人たちは、「自分たちの思いをいってくれてよかった。答弁も思ったより前向きだった」「かっこよかった。あのまま団体交渉に使える」という喜びの声をあげました。

グラフ

「しんぶん赤旗」2006年3月28日(火)付から


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