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日本共産党

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赤旗

衆院補選と統一地方選挙後半戦の結果について

2019年4月22日 中央委員会常任幹部会

(1)

 21日、衆議院沖縄3区・大阪12区補欠選挙、統一地方選挙の後半戦が投開票されました。

 沖縄3区補選は、辺野古新基地建設の是非が最大争点となり、「オール沖縄」の屋良朝博候補が圧勝しました。自民党候補は、この間の選挙では初めて「辺野古推進」を公然と掲げて敗北しました。これは自民党にとってあれこれの言い訳のきかない結果であり、「新基地ノー」のトドメの審判となりました。わが党は、安倍政権に対し、この結果を真剣に受け止め、辺野古新基地建設をただちに中止し、普天間基地の無条件撤去を求めて米国と交渉することを強く求めます。

 大阪12区では、宮本岳志前衆院議員が無所属で立候補し、市民と野党の統一候補として奮闘しました。宮本岳志候補が及ばなかったのは残念ですが、このたたかいは市民と野党の共闘の今後の発展にとって大きな財産をつくりました。自由党、立憲民主党、国民民主党の代表をはじめ、6野党・会派から49人もの国会議員や元議員が応援に入り、大阪と全国から1千人を超えるボランティアのみなさんが肩をならべてたたかいました。

 この二つの選挙で日本共産党が献身的に奮闘したことは、双方で自民党候補を敗北に追い込むうえでも大きな貢献となりました。そのことに深い確信をもって、参議院選挙を自民党・公明党とその補完勢力を少数に追い込み、「安倍政治サヨナラ」の選挙とするために力をつくそうではありませんか。

(2)

 統一地方選挙の後半戦では、日本共産党は、東京区議選で103議席、一般市議選で615議席、町村議選で279議席、市町村議補欠選挙での4人の当選とあわせて合計1001議席を獲得しました。

 前回比では、東京区議選で21議席、一般市議で55議席、町村議選で15議席の後退、議席占有率では、東京区議で16・06%から13・12%へ、一般市議で9・79%から9・15%へ、町村議では6・86%から6・62%への後退となりました。

 こうした結果のなかでも、県都の市議選などで議席増をかちとったところがうまれ、九つの県では党候補の全員当選を果たすことができました。

 日本共産党に支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、日本共産党候補の当選のために日夜奮闘していただいた党員、後援会員、支持者、JCPサポーターのみなさんに心からの感謝を申し上げます。私たちは、非改選とあわせ約2700人の地方議員とともに、選挙で訴えた公約の実現に力をつくす決意です。

 党の議席を後退させたことはたいへんに残念ですが、前半戦とあわせた統一地方選挙全体の結果から、何を確信にして参議院選挙のたたかいにのぞむのか。次の二つのことが重要だと考えます。

 第一に、安倍政治への審判、地方政治の転換を掲げ、「自公対共産党」の対決構図を鮮明にする攻勢的な論戦を行ったことです。この選挙中、政府・与党からも消費税増税への動揺が生まれるなど、わが党の論戦は安倍政権を追い詰める大きな力を発揮しました。国民健康保険料(税)の連続大幅値上げを告発し、公費投入による値下げの展望を訴えたことは、有権者から熱い期待を集めました。住民の暮らしをめぐる身近な要求をとりあげ、地方議員のかけがえのない値打ちや実績を押し出したことにも大きな共感が寄せられました。憲法9条改定に反対し、9条を生かした日本をめざす論戦は、いよいよ重要です。この論戦をさらに発展させていこうではありませんか。

 第二に、後半戦でも、17年総選挙の比例代表の得票率との比較では前進をつくりだしたことです。わが党は、今回の統一地方選を、「17年10月の総選挙で獲得した440万票をベースにして850万票の目標に向けてどれだけ伸ばせるか」(1月の全国都道府県・地区委員長会議の報告)を尺度としてたたかってきました。17年総選挙の比例得票率と今回の選挙で得た得票率を比較すると、東京区議選では10・2%から12・0%へ、一般市議選では7・8%から8・4%へ、町村議選では7・5%から8・3%へ伸ばすことができました。これは、前半戦の結果とともに、今後の前進・躍進にむけた足がかりを築くものとなりました。候補者、全国の支部と党員のみなさんの献身的な大奮闘のたまものです。ここに確信をもって、参院選のたたかいにのぞもうではありませんか。

(3)

 市民と野党の共闘の前進、日本共産党の躍進を願う多くの国民のみなさんの期待にこたえるためには、質的にも量的にも強く大きな党をつくり、党の世代継承を成功させなければならない――これは、選挙戦をともにたたかった全党のみなさんの共通の痛切な思いではないでしょうか。

 昨年6月~9月末に「参議院選挙・統一地方選挙躍進 党勢拡大特別月間」にとりくんだこと、今年1月から「統一地方選挙必勝作戦」に力をつくしたことは、統一地方選挙をたたかう重要な力となったことは疑いありません。

 参議院選挙の公示まで2カ月あまり。参院選での躍進をめざし、勝利に必要な宣伝・組織活動にただちにとりくみながら、そのなかで強く大きな党をつくる仕事を特別に重視することを心から訴えます。

 参院選の公示までに、すべての支部が1人以上の新しい党員を増やし、新鮮な活力を党に迎え入れて、歴史的な選挙戦をたたかうことを訴えます。
「しんぶん赤旗」読者の、日刊紙でも、日曜版でも、この4月から前進をつくりだし、5月、6月、7月と末広がりに発展させ、読者の面でも党勢の上げ潮のなかで参議院選挙をたたかいましょう。選挙で協力いただいた支持者のみなさんにお礼を述べるとともに、入党と「赤旗」購読をよびかけましょう。

 強く大きな党をつくるとりくみに精魂を傾けつつ、選挙勝利のための諸課題をやりぬき、参議院選挙での躍進を必ず勝ち取ろうではありませんか。

 

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